ゴットフリート・フィンガー

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ゴットフリート・フィンガー(Gottfried Finger, 1660年頃 - 1730年8月31日)は、モラヴィア出身のドイツ作曲家

生涯[編集]

オロモウツ出身。オロモウツの領主司教の宮廷楽団で音楽を学んだ。1682年ミュンヘンに短期間滞在した後、イギリスにわたり、1685年に王室礼拝堂楽団のメンバーとなった。1688年に国王ジェームズ2世が追放されると、フリーランスの音楽家としてロンドンで活躍した。1702年ベルリンの宮廷楽団のメンバーとなり、1708年にはインスブルックの楽師長に就任、1717年から1723年までゴータ宮廷楽長を務めた。マンハイムで死去。

作品にはオペラや様々な楽器のためのソナタがある。作風はモラヴィアの作曲家パヴェル・ヴェイヴァノフスキーボヘミアの作曲家ハインリヒ・イグナツ・フランツ・フォン・ビーバーの影響を受けている。

文献[編集]

外部リンク[編集]