いて座イプシロン星

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いて座ε星[1]
Epsilon Sagittarii
仮符号・別名 カウス・アウストラリス[2],
Kaus Australis[3][4]
星座 いて座
視等級 (V) 1.85[1]
位置
元期:J2000.0[1]
赤経 (RA, α) 18h 24m 10.31840s[1]
赤緯 (Dec, δ) -34° 23′ 04.6193″[1]
赤方偏移 -0.000050[1]
視線速度 (Rv) -15.00km/s[1]
固有運動 (μ) 赤経: -39.42 ミリ秒/年[1]
赤緯: -124.20 ミリ秒/年[1]
年周視差 (π) 22.76 ± 0.24ミリ秒[1]
距離 143.23 ± 1.53光年[注 1]
(43.94 ± 0.47パーセク)[注 1]
絶対等級 (MV) -1.364[注 2]
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Cercle rouge 100%.svg
ε星の位置
物理的性質
半径 7 R[5]
質量 4 M[5]
スペクトル分類 B9.5III [1]
光度 375 L[5]
表面温度 9,200 K[5]
色指数 (B-V) -0.03[6]
色指数 (U-B) -0.13[6]
色指数 (R-I) -0.01[6]
別名称
別名称
いて座20番星[1]
CD -34 12784[1]
FK5 689[1], HD 169022[1]
HIP 90185[1], HR 6879[1]
SAO 210091[1]
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いて座ε星は、いて座で最も明るい恒星で2等星。

概要[編集]

B型のスペクトルを持つ巨星に分類されているが、A型の輝巨星とされることもある[5]。かつては、恒星大気中に金属を著しく欠くうしかい座ラムダ型星に分類されていたが、現在では太陽の70倍以上という自転速度によるガス殻星であると考えられている[5]

名称[編集]

学名はε Sagittarii(略称はε Sgr)。固有名カウス・アウストラリス[2] (Kaus Australis[3][4]) は、アラビア語で「弓」という意味の al-qaus と、ラテン語で「南」を表す austrālis を組み合わせた言葉である[3]。いて座のδ星、ε星、λ星の3つの恒星には射手の弓を意味する Kaus が付けられている[3]al-qaus は元々いて座ξ2星、ο星、π星、d星、ρ星によるアステリズムに付けられていた名前であった[3]。2016年7月20日に国際天文学連合の恒星の命名に関するワーキンググループ (Working Group on Star Names, WGSN) は、Kaus Australis をいて座ε星の固有名として正式に承認した[4]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ a b パーセクは1 ÷ 年周視差(秒)より計算(誤差も同様)、光年はパーセク×3.26より計算。各有効桁小数第2位
  2. ^ 視等級 + 5 + 5×log(年周視差(秒))より計算。有効桁小数第3位

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r SIMBAD Astronomical Database”. Results for NAME KAUS AUSTRALIS. 2016年12月7日閲覧。
  2. ^ a b 原恵 『星座の神話 - 星座史と星名の意味』 恒星社厚生閣、2007年2月28日、新装改訂版第4刷、153頁。ISBN 978-4-7699-0825-8
  3. ^ a b c d e Paul Kunitzsch; Tim Smart (2006). A Dictionary of Modern star Names: A Short Guide to 254 Star Names and Their Derivations. Sky Pub. Corp.. p. 51. ISBN 978-1-931559-44-7. 
  4. ^ a b c IAU Catalog of Star Names”. 国際天文学連合. 2016年12月7日閲覧。
  5. ^ a b c d e f Jim Kaler. “Kaus Australis”. STARS. 2016年12月7日閲覧。
  6. ^ a b c 輝星星表第5版

関連項目[編集]