いて座デルタ星

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いて座δ星[1]
Delta Sagittarii
星座 いて座
視等級 (V) 2.668[1]
位置
元期:J2000.0[1]
赤経 (RA, α) 18h 20m 59.64354s[1]
赤緯 (Dec, δ) -29° 49′ 41.1659″[1]
赤方偏移 -0.000068[1]
視線速度 (Rv) -20.40km/s[1]
固有運動 (μ) 赤経: 32.54 ミリ秒/年[1]
赤緯: -25.57 ミリ秒/年[1]
年周視差 (π) 9.38± 0.18ミリ秒[1]
距離 347.55 ± 6.8光年[注 1]
(106.61 ± 2.09パーセク)[注 1]
絶対等級 (MV) -2.471[注 2]
物理的性質
半径 62 R
質量 5 M
スペクトル分類 K2.5IIIa_CN0.5 [1]
光度 1,180 L
色指数 (B-V) +1.38[2]
色指数 (U-B) +1.55[2]
別名称
別名称
いて座19番星[1]
CD -29 14834[1]
FK5 687[1], HD 168454[1]
HIP 89931[1], HR 6859[1]
SAO 186681[1]
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いて座δ星(いてざデルタせい、δ Sgr)は、いて座恒星で3等星。

物理的性質[編集]

いて座δ星は多重星系であり、ADS 11264、CCDM 18210-2950、See 350 といった二重星番号もある。4重星であり、主星はK型の3等星、他の3つの伴星はいずれも10等以下の暗い星である[3]

  伴星の明るさ 角距離 位置角 観測年
A - B 14.5等 25.8″ 276° 1896年
A - C 15.0等 40.1″ 165° 1896年
A - D 13.0等 58.1″ 221° 1896年

これら3つの伴星が主星と物理的な相互作用を及ぼしあっているのか、偶然同じ方向に見えるだけなのかは分かっていない。

名称[編集]

この星にはカウス・メリディオナリス (Kaus Meridionalis、「カウスの南(の星)」の意)という固有名が与えられているが、近年ではカウス・メディア (Kaus Media、「カウスの中央(の星)」の意)と綴られている[4]また、カウス・メディウス (Kaus Medius) とする文献もある。ここに見える "Kaus" は、アラビア語で「弓」を意味する قوس (qaws) をラテン語借用したものである。

インド天文学において、この星はいて座ε星とともに、ナクシャトラの第20宿 Purva Ashadha を構成しており、その距星であった。中国では、二十八宿の第7宿(東方青龍でも第7宿)箕宿の2番目の星(箕宿二)とされた。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ a b パーセクは1 ÷ 年周視差(秒)より計算(誤差も同様)、光年はパーセク×3.26より計算。各有効桁小数第2位
  2. ^ 視等級 + 5 + 5×log(年周視差(秒))より計算。有効桁小数第3位

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r SIMBAD Astronomical Database”. Results for del Sgr. 2015年9月25日閲覧。
  2. ^ a b 輝星星表第5版
  3. ^ Dommanget (2002) The Catalogue of Components of Double and Multiple[1]
  4. ^ たとえば、Kunitzsch, P.; Smart T. (2006). A Dictionary of Modern star Names: A Short Guide to 254 Star Names and Their Derivations (2nd rev. ed.). Sky Pub. p. 51. , p.51 など。

関連項目[編集]