オーストリア少女監禁事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

オーストリア少女監禁事件は、オーストリアにおいて、1998年3月より行方不明とされていた当時10歳の少女ナターシャ・カンプッシュ(Natascha Kampusch1988年2月17日-)が、2006年8月23日ウィーン近辺で警察に保護された事件

少女は8年間、ヴォルフガング・プリクロピル(Wolfgang Priklopil1962年5月14日 - 2006年8月23日)に監禁されていたが、ある日男の家から脱出。その後、男は列車飛び込みで自殺した。少女は、男の自殺に対して同情を抱いているなど、親近感を表しているようで、「ストックホルム症候群」の症状が見られるという[1]

事件以来、ナターシャは、事件の後遺症を抱えつつ、正常な生活を送ろうと努力している。

2010年9月16日に、監禁生活の苦悩を綴った自叙伝「3,096 Days 」を発売し、自らの体験とともに、警察の杜撰な捜査に対する批判を綴った[2]。同作は映画化もされ、2011年には、自伝の印税と寄付金を使ってスリランカに小児病院を建設[3]

脚注[編集]

[ヘルプ]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]