オポジット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

オポジット: opposite)(: 接應二傳)は、バレーボールのポジション名称の一つ。別名: スーパーエース。オポジットもこなせるユーティリティープレイヤーや女子のオポジットは、ユニバーサルと呼ばれる場合がある[1][2]

OPと略表記されるほか、OS(Opposite Spiker)と書かれることもある[3]

概要[編集]

コート手前側の青のユニフォームのチーム。サーブレシーブに参加せず、右へ回り込む14番がオポジットと思われる。

スーパーエースとは、守備には加わらず、攻撃のみに専念する選手のことをいう(1980年代に発生した和製英語[4])。松平康隆が考案した言葉ともいわれる[5][6]

常時攻撃に参加することから、バックアタックの能力が重視される。そのため、大きなジャンプを生み出す強大な跳躍力と、強烈なスパイクを繰り出す腹筋力・背筋力、そしてスタミナが要求される。

ライト位置からのバックアタックの利便性もあり、セッターの、(対角を意味する英語)オポジットに配置されることがほとんどである。他のポジションと比較すると、左利きの選手が多い。

また、セッター対角の選手が、前述のような特徴を持つスーパーエースでない場合は、オポジットとは呼ばずに、単にウイングスパイカー(サイドアタッカー)、もしくはライトプレーヤーとして扱われる。たとえナショナルチームであっても、スーパーエースを配置しないこともある[7]

歴史[編集]

従来は、W型・M型などフォーメーションに違いはあるものの、どこのチームもセッター以外の5選手でサーブレシーブを行っていた。

そんな中、ソ連男子チームが3人制サーブレシーブを導入。

そして、1984年ロサンゼルスオリンピックでは、アメリカ男子チームが2人制サーブレシーブを導入した。レフトポジションの2選手(キライバージンズ)のみでサーブレシーブを行うものであり、これにより、前衛センターの選手とセッター対角の選手が常時速攻に入る態勢を整えることが可能になった。

この分業化が、1980年代後半から他の国でも取り入れられ、セッター対角の選手が、チーム一の攻撃力を発揮する要因となった。

しかし現在は、ジャンピングスパイクサーブの攻撃力が向上してしまったため、リベロを含めた3人制サーブレシーブにしているチームもある。なお、特に女子では、レフトポジション1名・セッター対角・リベロの計3人でサーブレシーブを行うチームもある。

ギャラリー[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]

関連項目[編集]