コンテンツにスキップ

アルカンタラ=テラ駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アルカンタラ=テラ駅
駅舎とホーム
Alcântara-Terra
(カスカイス線方面)
地図
所在地 ポルトガルの旗リスボンエストレーラ地区英語版ポルトガル語版
北緯38度42分26.74秒 西経9度10分23.76秒 / 北緯38.7074278度 西経9.1732667度 / 38.7074278; -9.1732667
管理者 リスボン近郊鉄道(電車)
Infraestruturas de Portugalポルトガル語版(駅施設・線路)
所属路線 アザンブジャ線
(線路名称上はシントゥラ線ポルトガル語版
キロ程 ? km(アザンブジャポルトガル語版起点)
駅構造 地上駅
ホーム 3面4線
開業年月日 1887年4月2日
乗換 アルカンタラ=7月24日通り電停トラム トラム15E系統ポルトガル語版18E系統ポルトガル語版
アルカンタラ=マール駅カスカイス線 カスカイス線
テンプレートを表示

アルカンタラ=テラ駅ポルトガル語: Estação Ferroviária de Alcântara-Terra)はポルトガルリスボンエストレーラ地区英語版ポルトガル語版にある、リスボン近郊鉄道アザンブジャ線

アザンブジャ線の終点であるが、南方にカスカイス線に繋がる非電化の線路がある。ただし旅客用として使用されていない。

歴史

[編集]

1887年4月2日シントゥラ線ポルトガル語版[1]オエステ線ポルトガル語版[2]の終点として開業した。ただし、オエステ線は1891年7月11日ロシオ駅開業まで終点として機能していた[3]。1891年8月10日にはアルカンタラ=テラからアルカンタラ=マール駅までの支線が開通し、シントゥラ線とカスカイス線が接続された。

2001年2階建て車両3500系ポルトガル語版が当駅とヴァラ・ノヴァ・ダ・ライーニャポルトガル語版の間で運行が開始された。

1991年から2008年の間、アルカンタラ=テラ駅〜アルカンタラ=マール駅間の高架連絡橋が存在していた[4]

2015年6月14日のダイヤ改正により、当駅は平日のみの営業となり、週末は電車の運行が無くなった[5]

駅構造

[編集]

ホームは3面4線を有し、トレイン・シェッドに覆われている地上駅。その内2番線のみ南方にカスカイス線に繋がる線路が伸びているが、その他の番線のホームは頭端式となっている。ホームのの高さは40cmまたは90cm、長さは90mまたは210mある[6]。駅舎はホーム西側に位置する。

駅周辺

[編集]

隣の駅

[編集]
ポルトガル国鉄
アザンブジャ線 アザンブジャ線
カンポリデ駅ポルトガル語版 - アルカンタラ=テラ駅

脚注

[編集]
  1. ^ “A evolução das linhas portuguesas e o seu significado ferroviário”. Gazeta dos Caminhos de Ferro Ano 70 (1682): 61-64. (16 de Janeiro de 1958). http://hemerotecadigital.cm-lisboa.pt/OBRAS/GazetaCF/1958/N1682/N1682_master/GazetaCFN1682.pdf 7 de Março de 2015閲覧。. 
  2. ^ Martins et al, 1996:249
  3. ^ “Troços de linhas férreas portuguesas abertas à exploração desde 1856, e a sua extensão”. Gazeta dos Caminhos de Ferro Ano 69 (1652): 528-530. (16 de Outubro de 1956). http://hemerotecadigital.cm-lisboa.pt/OBRAS/GazetaCF/1956/N1652/N1652_master/GazetaCFN1652.pdf. 
  4. ^ Luís Cruz-Filipe. “A passagem de Alcântara”. accounts.google.com. 2015年7月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月20日閲覧。
  5. ^ Urbanos Sintra-Lisboa-Azambuja timetable”. Comboios de Portugal (11 December 2022). 1 October 2023閲覧。
  6. ^ Rede Ferroviária Nacional, ed. Directório da Rede 2012: 71-85. 

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]