アラフォー女子のベイビー・プラン
アラフォー女子の ベイビー・プラン | |
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The Switch | |
監督 |
ジョシュ・ゴードン ウィル・スペック |
脚本 | アラン・ローブ |
原作 |
ジェフリー・ユージェニデス Baster |
製作 |
アルバート・バーガー ロン・ヤークサ |
製作総指揮 |
ジェニファー・アニストン クリスティン・ホーン ネイサン・カヘイン |
出演者 | |
音楽 | アレックス・ワーマン |
撮影 | ジェス・ホール |
編集 | ジョン・アクセルラッド |
製作会社 |
マンデート・ピクチャーズ エコーフィルム |
配給 | ミラマックス |
公開 |
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上映時間 | 102分 |
製作国 |
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言語 | 英語 |
製作費 | $19,000,000[1] |
興行収入 |
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『アラフォー女子のベイビー・プラン』(アラフォーじょしのベイビープラン、The Switch、旧原題: The Baster[2])は、ジェニファー・アニストンとジェイソン・ベイトマン主演による2010年のコメディ映画である。監督は『俺たちフィギュアスケーター』のジョシュ・ゴードンとウィル・スペックのコンビ、脚本はアラン・ローブである。原作はジェフリー・ユージェニデスの短編『Baster』である[3][4]。撮影は2009年3月から5月まで行われ、さらに同年10月に再撮影が行われた[5]。
日本では劇場未公開だが、2011年11月12日にWOWOWで放送された他、同年12月2日にDVDが発売された。
あらすじ[編集]
かねてより想いを寄せていたキャシーが人工授精で子供を産むと聞かされた親友のウォーリーは、酔った勢いで精子提供者ローランドの精子を自分の精子と入れ替えてしまうが、泥酔していたためにそのことをすっかり忘れてしまう。7年後、息子セバスチャンを連れてニューヨークに戻って来たキャシーと再会したウォーリーは、セバスチャンがあまりに自分と似た性格に育っていることに戸惑う。そして、7年前に精子を取り替えてしまっていたことを思い出したウォーリーはその事実をキャシーに告げようとするが、キャシーが本来の精子提供者だったローランドとつきあい始めていたことを知る。タイミングを逸し、なかなか真実を言えないままのウォーリーだが、自分とよく似たセバスチャンと接するうちに父親としての愛情が芽生える。そして、ローランドがキャシーにプロポーズをしようとしたそのとき、思いあまったウォーリーは友人たちの前でセバスチャンが自分の息子であることを告白し、同時にキャシーへの愛も告白する。突然のことにキャシーは怒り、ウォーリーに絶交を告げる。
しばらくして、ウォーリーの前にキャシーが現れる。セバスチャンがウォーリーを恋しがっていることからセバスチャンに会うことを認めるが、その条件として自分と結婚するように言う。2人は結ばれ、家族3人で郊外の一軒家で幸せに暮らす。
キャスト[編集]
- キャシー・ラーソン
- 演 - ジェニファー・アニストン、日本語吹替 - 安達忍
- 人工授精で子供を産むことを決めたキャリアウーマン。
- ウォーリー・マーズ
- 演 - ジェイソン・ベイトマン、日本語吹替 - 森田順平
- キャシーの親友の証券アナリスト。悲観的な性格。スポーツは苦手。
- セバスチャン・ラーソン
- 演 - トーマス・ロビンソン、ブライス・ロビンソン(1年後)、吹替 - 西村愛菜
- キャシーの息子。
- ローランド
- 演 - パトリック・ウィルソン、日本語吹替 - 山本兼平
- キャシーに精子を提供することになった男。大学講師でスポーツマン。
- デビー
- 演 - ジュリエット・ルイス、日本語吹替 - 阿川りょう
- キャシーの親友。
- レナード
- 演 - ジェフ・ゴールドブラム、日本語吹替 - 佳月大人
- ウォーリーの上司で親友。
- ポーリーン
- 演 - カロリン・ダヴァーナス、日本語吹替 - 西村愛菜
- デクラン
- 演 - スコット・エルロッド
- ダイアン・ソイヤー
- 演 - 本人、日本語吹替 - 西村愛菜
- 人気ニュースキャスター。
類似作品[編集]
非配偶者による精子提供を題材とした物語として、ほぼ同時期に撮影された『カレには言えない私のケイカク』、代理母出産を扱った作品として『ベイビーママ』(2008年)との類似が指摘された[6]。
ホームメディア[編集]
カナダでは2011年1月18日にメイプル・ピクチャーズ、アメリカ合衆国では3月15日にライオンズゲートよりDVDとBlu-rayが発売された。アメリカ合衆国でのDVD売上は750万3021ドルに達している[7]。
批評家の反応[編集]
Rotten Tomatoesでは144個のレビューで51%の支持率となった[8]。
サウンドトラック[編集]
『The Switch』 | |
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多数のアーティスト の サウンドトラック | |
リリース | |
ジャンル | サウンドトラック |
レーベル | Rhino |
# | タイトル | 歌手 | 時間 |
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1. | 「Opening Titles」 | アレックス・ワーマン | |
2. | 「Instant Replay」 | ダン・ハートマン | |
3. | 「Freakshow On The Dance Floor」 | ザ・バーケイズ | |
4. | 「I Can't Wait (Edited Version)」 | ニュー・シューズ | |
5. | 「The Bomb (These Sounds Fall Into My Mind) (Pop Radio Mix)」 | サンライダー | |
6. | 「Here Comes The Sun」 | ファット・ラリーズ・バンド | |
7. | 「Pushin' On Feat. Alice Russell」 | クオンティック・ソウル・オーケストラ | |
8. | 「Little L」 | ジャミロクワイ | |
9. | 「Lice」 | アレックス・ワーマン | |
10. | 「Open Your Heart」 | ラベンダー・ダイアモンド | |
11. | 「Sea Green, See Blue」 | ジェイメイ | |
12. | 「Bluebird Of Happiness (Ulrich Schnauss Remix)」 | モハーヴィ3 | |
13. | 「All The Beautiful Things」 | イールズ | |
14. | 「Numbered Days」 | イールズ | |
15. | 「Lovers' Carvings」 | ビビオ |
参考文献[編集]
- ^ a b c “The Switch” (英語). Box Office Mojo. 2011年11月12日閲覧。
- ^ Jeff Labrecque, "Jennifer Anniston's 'The Baster': Jeff Goldblum joins the comedy," Entertainment Weekly, March 11, 2009.
- ^ “Jen & Jason get to Basting”. x17online. 2011年11月10日閲覧。
- ^ “Jennifer aniston and Jason Bateman team up for the Baster”. Reelloop. 2011年11月10日閲覧。
- ^ “Just Baste It”. x17online. 2011年11月10日閲覧。
- ^ Colleen Mastony (2009年6月21日). “Heartache of infertility shared on stage, screen”. Chicago Tribune 2011年11月10日閲覧。
- ^ “The Switch - DVD Sales”. The Numbers. 2011年11月1日閲覧。
- ^ “The Switch”. Rotten Tomatoes. 2011年11月10日閲覧。
外部リンク[編集]
- 公式ウェブサイト(英語)
- アラフォー女子の ベイビー・プラン - allcinema
- アラフォー女子の ベイビー・プラン - KINENOTE
- The Switch - オールムービー(英語)
- The Switch - IMDb(英語)