アラゲウサギ

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アラゲウサギ
保全状況評価
ENDANGERED
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 EN.svgワシントン条約附属書I
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
: ウサギ目 Lagomorpha
: ウサギ科 Leporidae
: アラゲウサギ属 Caprolagus
: アラゲウサギ C. hispidus
学名
Caprolagus hispidus
(Pearson, 1839)
和名
アラゲウサギ
英名
Hispid hare

アラゲウサギ(粗毛兎、Caprolagus hispidus)は、動物界脊索動物門哺乳類ウサギ目ウサギ科アラゲウサギ属に分類されるウサギ。本種のみでアラゲウサギ属を形成する。

分布[編集]

インド北部、ネパール南部

形態[編集]

体長47.6cm。尾長3-5.6cm。体重1.8-3.2kg。背面は暗褐色の粗い体毛で覆われる。腹面は白い体毛で覆われる。尾は背面が褐色、腹面は淡褐色の体毛で覆われる

耳介は短く、長さは5.6-7cm。上顎の臼歯は左右に6本ずつある。四肢は短い。爪は湾曲せず直線的。

生態[編集]

丈の高いガマカヤなどからなる草原に生息するが、丈が高い草本が密生したサラソウジュからなる常緑広葉樹林、農耕地などにも生息する。群れは形成せず単独で生活する。夜行性。自ら巣穴を掘らないが、地面に空いた穴を利用する。

食性は植物食で、を食べる。

繁殖形態は胎生。1-2月に1回に1頭の幼獣を産んだ例がある。

人間との関係[編集]

開発や放牧、野焼きによる生息地の破壊などにより生息数は激減している。インドでは法的に保護の対象とされている。

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ4 インド、インドシナ』、講談社2000年、164頁。
  • 今泉吉典監修 D.W.マクドナルド編 『動物大百科5 小型草食獣』、平凡社1986年、130-131、135-136頁。
  • 『小学館の図鑑NEO 動物』、小学館2002年、175頁。

外部リンク[編集]