アクチエボラグ
![]() |
アクチエボラグ(典: Aktiebolag)とは、スウェーデンにおける会社形態を表すもので、日本における株式会社とほぼ同義の言葉である。会社名に使用する場合、略称の「AB」が用いられる。スウェーデンでは会社登録局(Bolagsverket)という、事業を設立する企業の登録を司る機関がある。
法的な区分では、アクチエボラグには一般的な株式会社のほかに有限責任公社が存在し、後者のことをパブリーク・アクチエボラグ(publikt aktiebolag)と呼ばれ「AB(publ)」が用いられる。最小でも50万クローナ(約630万円)の株式資本を必要とするが、株式は株式市場に公開することができる。会社登録局によれば、「(publ)」の接尾語は時おり省略されるが、社名から有限責任公社であることが理解しがたい場合には省略すべきではないとしている。
通常の株式会社は最小10万クローナ(約130万円)の資本があれば設立できるが、公的機関を連想するような単語を使用する社名を使用するべきでないとされる。