アオゲイトウ
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アオゲイトウ | |||||||||||||||||||||||||||
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Amaranthus retroflexus
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分類(APG III) | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Amaranthus retroflexus L.[1] | |||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||
redroot amaranth、common amaranth |
アオゲイトウ(青鶏頭、学名: Amaranthus retroflexus)は、ヒユ科ヒユ属の一年草。空き地、荒地、道端、畑などに生育し、駆除が厄介な植物である。
形態・生態
[編集]茎は高さ1〜2メートルになり、直立する。成形の茎は直立した時に赤みを帯びる。茎には縦線がくっきりと出ている。
夏から秋にかけて、緑色の太く短い花穂をつける。花穂は葉腋から出てくる。
分布
[編集]熱帯アメリカ原産で、外来種(帰化植物)として日本などに分布している[2]。
人間との関わり
[編集]毒性(腎毒性)を有する。腹腔内に褐色の液体に貯留されている。腎周囲の浮腫。
若芽・若葉は食用可能。
近縁種
[編集]- ヒメアオゲイトウ Amaranthus arenicola
- ホソアオゲイトウ Amaranthus hybridus
- ホナガアオゲイトウ Amaranthus powellii
- オオホナガアオゲイトウ Amaranthus palmeri
脚注
[編集]- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Amaranthus retroflexus L.”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2013年11月1日閲覧。
- ^ 岩槻秀明『街でよく見かける雑草や野草がよーくわかる本 : handy & color illustrated book : 収録数550種超!』秀和システム、2006年、490頁。ISBN 4-7980-1485-0。
参考文献
[編集]- 清水矩宏・森田弘彦・廣田伸七編著『日本帰化植物写真図鑑 : Plant invader 600種』全国農村教育協会、2001年、69頁。ISBN 4-88137-085-5。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- "Amaranthus retroflexus L." Germplasm Resources Information Network (GRIN). Agricultural Research Service (ARS), United States Department of Agriculture (USDA). 2013年11月1日閲覧。
- "Amaranthus retroflexus L." (英語). Integrated Taxonomic Information System. 2013年11月1日閲覧。
- "Amaranthus retroflexus". National Center for Biotechnology Information(NCBI) (英語).
- "Amaranthus retroflexus" - Encyclopedia of Life
- 国立環境研究所. “アオゲイトウ”. 侵入生物データベース ―外来種/移入種/帰化動植物情報のポータルサイト―. 2013年11月1日閲覧。