ふるさと新聞アワード
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ふるさと新聞アワード | |
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受賞対象 | 地域紙が日々発信している記事 |
国 | 日本 |
主催 | 文化通信社 |
初回 | 2021年 |
公式サイト | https://www.bunkanews.jp/ |
ふるさと新聞アワード(ふるさとしんぶんアワード)は、日本の地域紙の記事を表彰する賞である。
概要
[編集]2021年に創業75周年を迎えたマスコミ業界新聞社文化通信社が、11月に創設した[1]。各紙から記事のエントリーを募り、地域にゆかりのある著名人が外部審査員を務め、授賞作品を決定する。
全国の地域紙各社は長い間、厳しい経営環境の中で、地元の社会・経済・文化の発展、活字文化を守るため、新聞の発行を続けており、同アワード創設を通して、地域紙が持つ「地域ジャーナリズム」の力を全国に発信するとともに、各紙の権威と価値の向上、記者のやりがいにもつながることを期待。貴重な情報を発信し続ける各社を応援する。
一次選定として同社職員がエントリーされた記事を「もの」「こと」「ひと」の3部門に分け、それぞれ12本ずつ選定。その後、外部審査員が選考する。その結果をもとに、各部門の大賞などを決定。外部審査員による特別賞を設ける場合もある。
外部審査員
[編集]第1回
[編集]受賞記事
[編集]第1回(2021年)
[編集]- グランプリ[2]
- 最優秀賞
部門 記事 新聞 もの部門 記憶から記録へ 住民らが天満の地図作り 熊野新聞[5] こと部門 特別カバー号「ガンバレ、ニッポン、負けるな、熊野」など 熊野新聞[5] ひと部門 シリーズ震災10年—未来へのメッセージ 夕刊いわき民報[6]
- もの部門優秀賞
- こと部門優秀賞
- ひと部門優秀賞
- ノエルさん医師国試合格 南ア出身 丹波医療センター診療助手(丹波新聞)[9]
- 川船製作技術を後世に 協力隊の北原さんが記録に残す(熊野新聞)[5]
- ふるさとの被災と向き合い続けた1年(須坂新聞)[10]
脚注
[編集]- ^ “文化通信社「ふるさと新聞アワード」創設 地域紙ならではの記事を表彰 著名な外部審査員5氏が選考”. 文化通信. (2021年10月19日)
- ^ a b “文化通信社「ふるさと新聞アワード」 グランプリは「苫小牧民報」の記事”. 文化通信. (2021年11月2日)
- ^ “「ふるさと新聞アワード」第1回グランプリに 本紙記事「アイヌ丸木舟55年ぶり発見」”. 苫小牧民報. (2021年11月2日)
- ^ 苫小牧民報 (2021年3月27日). “アイヌの丸木舟、55年ぶり発見 弁天の海岸に2隻、貴重な文化財”. 北海道ニュースリンク
- ^ a b c “本紙が最優秀、優秀賞受賞「ふるさと新聞アワード」文化通信社”. 熊野新聞. (2021年11月7日)
- ^ “文化通信社・第1回ふるさと新聞アワード「震災10年」連載、最優秀賞”. 夕刊いわき民報. (2021年11月2日)
- ^ “ホームベースを手作り 嬉野中家庭部 全国出場の野球部を応援”. 夕刊三重新聞. (2021年3月4日)
- ^ “伝統の柚餅子継承へ”. 南信州新聞. (2020年12月1日)
- ^ a b “本紙2部門で優秀賞 全国の地域紙記事コンクール”. 丹波新聞. (2021年11月3日)
- ^ “第1回「ふるさと新聞アワード」優秀賞受賞!!”. 日本笑顔プロジェクト公式サイト. (2021年12月4日)