けんすう
けんすう[1]として知られる古川 健介(ふるかわ けんすけ[2]、1981年[3]6月2日[4] - )は、日本の実業家。
東京都出身[2]。ハウツーサイトnanapiの運営会社元社長[5]、共同創業者(技術面を担当する和田修一と二人で「ロケットスタート」の社名で創業)[6][7][8]。nanapiの事業を継承したSupership元取締役[5]。掲示板サイトしたらばを運営した会社メディアクリップの元社長[9]。アル株式会社代表取締役[10]、NFT「marimo」と「sloth」を手掛ける[11]。
ペイパルマフィアのような仲間を集めることを目的として、ベンチャーキャピタリスト佐俣アンリを中心とする若手経営者の集まり(「佐俣食堂」)の一人[12]。
「古川健介」は本名[13]。
経歴
[編集]1990年代からネットコミュニティに関する活動をした[14]。大学受験の浪人をしていた当時[9]、2001年に中学生・高校生をターゲットにした大学受験情報の匿名掲示板「ミルクカフェ」を開設[2][15][3]。大学時代にしたらばや劇団ブサイコロジカル。に関わった[15][2]。
早稲田大学在学中の2004年にしたらば掲示板を運営する会社メディアクリップの社長に就任、同事業を2005年にライブドアに売却[9]。古川は1ch.tvで活動していたのが切っ掛けで西村博之と知り合い、社長になるよう誘われて就任していた[16]。
早稲田大学政治経済学部経済学科卒業後[17][18][19]、2006年にリクルートに入社[3][4]。同社在職中の2007年に起業[3]。2009年にリクルートを退職[20]。
2015年度早稲田大学『起業家養成講座II』講師[21]。
ダイヤモンド社ハーバード・ビジネス・レビュー2016年11月号の「U-40経営者20人」の1人に選ばれた[22]。
2020年12月、いち早く「プロセス・エコノミー」を提唱。「プロセス・エコノミー」とは、けんすうの造語であるが、「プロセスを共有するところがお金を稼ぐメインとなる」という考え方である。つまり、商品や作品を生み出すプロセスを利用することで利益に繋げるということ。尾原和啓による「プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる」という書籍が出版され、言葉として普及しはじめる[23][24][25]。
2022年9月1日、NFTプロジェクト「marimo」を発表[26]。
著書
[編集]- 『ドロップシッピング成功術』、ソフトバンククリエイティブ、2006年(古川健介名義)
- 『物語思考』、幻冬舎、2023年(けんすう(古川健介)名義)
出演
[編集]オウンドメディア
[編集]出典
[編集]- ↑ Takeshi Hirano (2014年10月16日). “評価額は約77億円、nanapiがKDDIの子会社となり「けんすう」は次の答えを求めて旅に出る”. THE BRIDGE. 2018年2月7日閲覧。
- 1 2 3 4 古川健介『新しいネットの稼ぎ方 : ドロップシッピング成功術』、ソフトバンククリエイティブ、2006年12月28日発行初版奥付
- 1 2 3 4 “nanapi代表取締役・古川健介 「インターネットを通じて、情報を提供し、人々の生活を変えていく」”. 現代ビジネス. p. 1/3 (2014年1月5日). 2018年2月7日閲覧。
- 1 2 “イノベーション・エンジン~未来を創るイノベーター~ 第2回(12/17)参加者募集中!”. アカデミーヒルズ (2014年11月25日). 2018年2月7日閲覧。
- 1 2 “古川健介”. Supership Recruit. 2018年1月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年2月7日閲覧。
- ↑ “ライフレシピで人生をハッピーに、ロケットスタート和田CTO (1/3)”. ASCII.jp (2010年10月6日). 2025年5月23日閲覧。
- ↑ 竜太郎=日経コンピュータ, 矢口 (2014年2月19日). “「企業の論理ではなくエンジニアとしての“正義”を貫く」、nanapi(ナナピ)CTOの和田氏”. 日経クロステック(xTECH). 2025年5月23日閲覧。
- ↑ Willis Wee (2014年4月14日). “Meet Kensuke Furukawa, the serial entrepreneur who founded Japan’s hottest lifehacking site” (英語). Tech in Asia. 2018年2月7日閲覧。
- 1 2 3 遠藤淳 (2013年7月15日). “ナナピ社長古川健介氏 ひょうひょうと連続起業”. 日経産業新聞: p. 5
- ↑ “「データで解像度を上げる」 古川健介(けんすう) アル代表取締役”. 日本経済新聞. (2019年6月27日) 2020年7月14日閲覧。
- ↑ “コミュニティからすべてのビジネスが生まれる。けんすうさんと語る、これからのクリエイターエコノミー”. シンセカイテクノロジーズ (2024年7月19日). 2025年5月23日閲覧。
- ↑ TOMONARI COTANI (2013年3月11日). “秘密の会合に潜入!? 日本を再起動させる10人の“マフィア””. WIRED. 2018年2月7日閲覧。
- ↑ “デスクトップ百景 第五十九景:デスクトップは何もなし。ネット上のデータに頼る生活 古川健介(けんすう)”. BB Watch (2008年3月28日). 2025年5月23日閲覧。
- ↑ インプレスジャパン編集部 2010, p. 186.
- 1 2 『実践Web2.0Book: 人気ブロガー直伝!一歩先行くWeb2.0的ワーキングスタイル』奥付、2007年、ISBN-4844324187。
- ↑ インプレスジャパン編集部 2010, pp. 8–24.
- ↑ “学生時代は“プロセスを楽しむ”ことに熱中しよう! -株式会社nanapi代表取締役 古川 健介”. 早稲田ウィークリー (2015年4月1日). 2018年2月7日閲覧。
- ↑ 株式会社ローソンエンタテインメント. “古川健介|プロフィール|HMV&BOOKS online”. HMV&BOOKS online. 2023年6月3日閲覧。[リンク切れ]
- ↑ TOMONARI COTANI (2013年6月5日). “この10人のイマジネーションが、日本に変革をもたらす:VOL.6_古川健介”. WIRED. 2018年2月7日閲覧。
- ↑ “アドバイザー|KDDI ∞ Labo”. KDDI. 2016年4月20日閲覧。
- ↑ “2015年度 早稲田大学 商学部 提携講座『起業家養成講座II』” (PDF). 早稲田大学. 2018年2月8日閲覧。
- ↑ 次代を拓く20人のリーダーを選出 U-40経営者20人 ハーバード・ビジネス・レビュー 2016年11月号
- ↑ “「プロセス・エコノミー」が来そうな予感です”. note=アル開発室 (2020年12月1日). 2024年9月30日閲覧。
- ↑ 「「プロセスエコノミー」の本質とは 名付け親と著者に聞く」『日経クロストレンド』2021年8月23日。2025年10月15日閲覧。
- ↑ 「けんすう氏に聞いた 「プロセスエコノミー」を活用した広報企画のポイント」『AdverTimes.』2024年1月31日。2025年10月15日閲覧。
- ↑ “NFTについて考え続けたら、答えは「🟢まりも」になった件について”. note=アル開発室 (2022年9月2日). 2024年9月30日閲覧。
- インプレスジャパン編集部『就職しない生き方』2010年。