麻生かおり (1963年生)
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プロフィール | |
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別名 | 高橋かおり |
生年月日 | 1963年3月17日 |
現年齢 | 61歳 |
出身地 | 日本・広島県 |
血液型 | O型 |
公称サイズ(1986年時点) | |
身長 / 体重 | 161 cm / ― kg |
スリーサイズ | 84 - 58 - 87 cm |
活動 | |
デビュー | 1984年 |
ジャンル | ポルノ映画 |
出演期間 | 1984-1988 |
専属契約 | 日活 |
麻生 かおり(あそう かおり、1963年3月17日 - )は、日本の元女優。日活ロマンポルノ最後の看板女優[1]。
来歴
広島県で生まれた後、大阪に移住するが[2]、10~16歳まで6年間、父親の勤務先のシンガポールに住みアメリカン:スクールで英語を学ぶ。高校3年生の時、年上の男性とラブホテルで初体験をした[3]。神戸松蔭女子学院短大卒。当初は流暢な英語を使ってスチュワーデスになることを考えたが、高校卒業あたりからすでに女優を志すようになり、短大二年目で劇団あすなろ付属俳優養成所に入所。その後、テレビの時代劇番組に端役で出演しているうちに、関本郁夫監督からスカウトされ、『団鬼六・縄責め』(1984年公開)で本格デビュー[4][5]。『ワイセツな女 黒い肌に泣く』が初の主演映画。
当初は「高橋かおり」と名乗っていたが[6]、同姓同名の女優がいたため「麻生かおり」と改名。代表作は『女医肉奴隷』、『ザ・オルガスムス』等。SM映画の女王として活躍することを期待されたが、結局日活ロマンポルノ映画末期の看板女優として数年間活躍[1]。 『いんこう』で自身の陰毛を剃る撮影シーンは特に恥ずかしがっていた[7]。私生活では色気がなく、笑いながらセックスする性格で[8]、胸だけは愛撫されても全然感じない体質[3]。趣味は映画・演劇鑑賞とドライブ、特技はテニスと水泳[9]。引退後の消息は不明。
主な出演作品
劇場映画[10]
- 団鬼六 縄責め (1984年9月1日)[6] 脇役出演
- 団鬼六 緊縛卍責め (1985年1月15日) 脇役出演
- ワイセツな女 黒い肌に泣く(1985年3月23日)
- 制服肉奴隷 (1985年5月22日) 端役出演
- 花と蛇 地獄篇 (1985年8月24日)
- 女銀行員暴行オフィス (1985年10月12日)
- 凌辱めす市場 監禁 (1986年1月18日)
- 女医肉奴隷 (1986年3月8日)
- 赤い禁猟区 ハードコアの夜 (1986年4月12日)
- レイプハンター 通り魔 (1986年6月14日)
- いんこう (1986年7月26日)
- 白ばら学院 わいせつな放課後 (1986年10月31日)
- 美姉妹 喘ぐ (1987年1月24日)
- 懲りない面々シリーズ2/塀の中のプレイボール (1987年11月21日) 端役出演[11]
- 輪舞(りんぶ)(1988年1月9日)
- うれしはずかし物語 (1988年3月19日) 端役出演
- 徳川の女帝 大奥 (1988年8月27日) 端役出演でヌード無し
アダルトビデオ[12][13]
- 堕天使 マゾヒスト(1985)
- 美人OL 剥ぐ(1985)
- 新任女教師 犯られる(1985)
- 盗覗の花 (1985) 「Legend Special vol.49」としてDVD化[14]
- 被虐の花 (1985) 「Legend Special vol.49」としてDVD化[14]
- ザ・オルガスムス (1986)
テレビドラマ
- 遠山の金さん[4]
- 大岡越前[4]
- 11PM企画「秘湯の旅」女性リポーター役[2]
- 裸の大将放浪記 第15話「花が咲いたので」(1985年3月25日、関西テレビ) - きよしを誘惑するヌードになる女性 [15]
- ザ・ハングマンV (1986) 第4話[15] - 桜井まりこ 役
- 花嫁殺し 沖縄新婚旅行連続殺人! 珊瑚礁の海に美しい4人の妖しい肌が… (1987年5月2日) - 北原ヨウコ[15]
- 暁はもうこない (1987年6月8日)[15]
写真集
- 麻生かおり(マドンナメイト写真集)(1986年6月、マドンナ社、撮影:米本光穂)ISBN 978-4576860909
脚注
- ^ a b 元日活企画部員. “第2部 Episode 3”. 日活ロマンポルノ館. 2013年3月19日閲覧。
- ^ a b “大阪からの出発”. 週刊プレイボーイ. (1984年9月11日)
- ^ a b “稲川淳二の入れ込み対談”. 映画の友 (近代映画社) (1985年5月号): pp. 101-105.
- ^ a b c “私のプロフィール”. マドンナメイト写真集 麻生かおり. マドンナ社. ISBN 4-576-86090-9
- ^ “にっかつの看板娘”. VIDEO EXPRESS VOL.7 1987年1月号 (日活) 2011年5月25日閲覧。
- ^ a b 角川マーケティング. “団鬼六 縄責め”. Movie Walker. 2011年5月25日閲覧。
- ^ 元日活企画部員. “第2部 Episode 5 ”. 日活ロマンポルノ館. 2013年3月19日閲覧。
- ^ “稲川淳二の入れ込み対談”. 映画の友 (近代映画社) (1986年2月号): pp. 105-109.
- ^ “麻生かおり・プロフィール”. VIDEO EXPRESS VOL.7 1987年1月号 (日活) 2011年5月23日閲覧。
- ^ 角川マーケティング. “「麻生かおり」の関連映画”. Movie Walker. 2011年5月22日閲覧。
- ^ “ネタ切れか?”. ダーティ工藤の映画的生活 (2008年7月1日). 2013年3月22日閲覧。
- ^ “麻生かおり・コレクション”. 有限会社 中村企画. 2011年5月23日閲覧。
- ^ “お宝プレミア アダルトビデオ館”. PureSound Corporation. 2011年5月23日閲覧。
- ^ a b “Legend Special vol.49”. (有)エー・エス・ジェイ. 2013年3月19日閲覧。
- ^ a b c d 康成, 古崎. “テレビドラマ人名録”. テレビドラマデータベース. キューズ・クリエイティブ. 2011年5月22日閲覧。