雲取賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。ミクロポリス (会話 | 投稿記録) による 2022年11月28日 (月) 10:36個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

雲取賞
開催国 日本の旗日本
主催者 特別区競馬組合南関東公営
競馬場 大井競馬場
第1回施行日 2019年2月7日
2021年の情報
距離 ダート1800m
格付け 南関東SIII
賞金 1着賞金1200万円
出走条件 サラブレッド系3歳オープン・南関東所属
負担重量 別定(本文に記載
出典 [1]
テンプレートを表示

雲取賞(くもとりしょう)は、特別区競馬組合大井競馬場で施行する地方競馬重賞競走南関東SIII)である。東京都最高峰の山である雲取山に由来する。

副賞は特別区競馬組合管理者賞(2021年)[2]

概要

南関東クラシックの登竜門として2018年まで準重賞として実施していたが南関東3歳路線の充実のため、2019年よりSIIIの重賞に格上げされた。その際に施行距離が1600mから1800mに延長され、南関東3歳三冠競走に向けたステップレースとして位置づけられている。

重賞昇格初年度の勝ち馬ヒカリオーソ東京ダービーを、第2回のゴールドホイヤーは羽田盃をそれぞれ制し、重賞格上げ後2年連続で三冠競走の勝ち馬を輩出している。

重賞昇格以前の勝ち馬にも、ロツキータイガーサンライフテイオー[3]サプライズパワー[4]エスプリシーズ[5]など南関東を代表する馬が名を連ねている。

2024年からはダートグレード競走となり、JpnIIIに格付けされる予定[6]

条件・賞金等(2021年)

出走資格
負担重量
  • 別定。55kg、牝馬53kg(南半球産2kg減)を基本に、本年2月12日までの番組賞金700万円毎に1kg負担増となる。ただし、負担重量の上限は57kg(牝馬55kg)とする。
賞金額
  • 1着1200万円、2着420万円、3着240万円、4着120万円、5着60万円[1]、着外手当15万円[7]
優先出走権付与
  • 本競走の上位3着以上の馬には京浜盃の優先出走権が、上位2着以上の馬には羽田盃の優先出走権が付与される。

歴代優勝馬

回数 施行日 優勝馬 性齢 所属 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主
第1回 2019年2月7日 ヒカリオーソ 牡3 川崎 1:55.8 瀧川寿希也 岩本洋 西森鶴
第2回 2020年2月6日 ゴールドホイヤー 牡3 川崎 1:56.1 吉原寛人 岩本洋 岡田初江
第3回 2021年2月18日 ランリョウオー 牡3 浦和 1:54.6 本橋孝太 小久保智 糸井政三
第4回 2022年2月10日 シャルフジン 牡3 船橋 1:51.7 御神本訓史 川島正一 吉田勝己

出典:南関東4競馬場公式「雲取賞競走優勝馬」http://www.nankankeiba.com/win_uma/72.do

脚注

  1. ^ a b 令和2年度第17回大井競馬競走番組表(決定)” (PDF). 東京シティ競馬:TOKYO CITY KEIBA. 2021年2月17日閲覧。
  2. ^ 大井競馬出走馬一覧表 令和2年度第17回大井競馬第4日2月18日(木)” (PDF). 名古屋けいばオフィシャルサイト. 2021年2月17日閲覧。
  3. ^ 孤独のダートにゆらめく光と影 サンライフテイオー”. 東京シティ競馬 : TOKYO CITY KEIBA. 2020年12月20日閲覧。
  4. ^ サプライズパワー”. JBISサーチ. 2020年12月20日閲覧。
  5. ^ 競走馬詳細データ”. nankankeiba.com. 2020年12月20日閲覧。
  6. ^ 全日本的なダート競走の体系整備について地方競馬全国協会、2022年11月28日閲覧
  7. ^ 令和2年度大井競馬番組” (PDF). 特別区競馬組合. p. 28. 2021年2月17日閲覧。

関連項目

外部リンク