長澤憲大

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獲得メダル
日本の旗 日本
柔道
グランプリ
2015 青島 90kg級
ユニバーシアード
2015 光州 90kg級
ユニバーシアード団体戦
2015 光州 90kg級

長澤 憲大(ながさわ けんた、1993年12月8日 - )は、神奈川県出身の日本柔道家である。階級は90kg級。身長176cm。血液型AB型。段位は弐段。組み手は左組み。得意技は内股。現在はパーク24に所属[1]

経歴

柔道は6歳の時に始めた[1]。相武館吉田道場に所属していた相原中学2年の時には近代柔道杯の団体戦で5位、3年の時には全国中学校柔道大会の団体戦で5位となった。岡山県にある作陽高校に進むと、2年の時には金鷲旗で3位になった。インターハイの団体戦では5位だったものの、個人戦90kg級では2位になった。3年の時にはインターハイの団体戦で決勝まで進むものの、国士舘高校に敗れて2位にとどまった[1]。2012年に東海大学に進学すると、1年の時には優勝大会体重別団体で優勝を飾った。全日本ジュニアでは3位だった[1]。2年の時には優勝大会で優勝した。学生体重別では準決勝でGS史上最長となる16分(本戦を含めると総計21分の試合時間)に及ぶ戦いを制すると、決勝も勝利した[2]。3年の時には優勝大会と体重別団体で優勝した。学生体重別でも2連覇を達成した[1]講道館杯では決勝で新日鐵住金西山大希に指導1で敗れて2位だった。グランドスラム・東京では準決勝で韓国の郭同韓に指導3で敗れるなどして5位にとどまった。4年の時には優勝大会で2位に終わったが、体重別団体では優勝した。ユニバーシアードの個人戦では準決勝で地元の郭に指導1で敗れて3位だったが、団体戦では決勝の韓国戦で郭を有効で破ってチームの優勝を決定付けた[3]グランプリ・青島では決勝で元世界チャンピオンであるキューバのアスレイ・ゴンサレスをGSに入ってから体落の技ありで破って、IJFワールド柔道ツアー初優勝を飾った[4][5]

IJF世界ランキングは336ポイント獲得で53位(16/5/2現在)[6]

戦績

(出典[1]JudoInside.com)。

脚注

  1. ^ a b c d e f 「柔道全日本強化選手名鑑 2016」近代柔道 ベースボールマガジン社、2016年4月号
  2. ^ 「全日本学生柔道体重別選手権大会」近代柔道 ベースボールマガジン社、2013年11月号
  3. ^ 日本、柔道団体は男女とも金 光州ユニバ 日本経済新聞 2015年7月8日
  4. ^ 長沢、浜田が優勝=柔道グランプリ 時事通信 2015年11月22日
  5. ^ Qingdao Grand Prix 2015, China - DAY3
  6. ^ World ranking list

外部リンク

  • 長澤憲大 - JudoInside.com のプロフィール(英語)