長沼八幡宮 (真岡市)

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長沼八幡宮
所在地 栃木県真岡市長沼1059-1
主祭神 誉田別尊
社格 郷社
創建 延暦14年(795年
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長沼八幡宮(ながぬまはちまんぐう)は、栃木県真岡市神社

歴史[編集]

795年延暦14年)に創建された。坂上田村麻呂蝦夷征討から帰還の途上、当地で誉田別尊を祀ったのが当社の起源である。その後も、1063年康平6年)に源頼義が石清水八幡宮から分霊を勧請したり、1082年永保2年)には源義家により社殿が造営された[1][2]

元暦年間(1184年 - 1185年)、小山政光の次男宗政下野国芳賀郡長沼(現・栃木県真岡市)に所領があたえられた。これを機に「長沼氏」を称し、当社を再興した。以降、長沼氏の氏神として栄えたが、長沼氏の衰退とともに、当社も衰微した[1]

1604年慶長9年)、関東地方の領主であった徳川氏より社領10が与えられ、ようやく安定することができた[1]

文化財[編集]

  • 銅鳥居(栃木県指定有形文化財 昭和45年9月1日指定)[3]

交通アクセス[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c 長沼八幡宮について長沼八幡宮
  2. ^ 栃木県歴史散歩編集委員会 編『栃木県の歴史散歩(歴史散歩9)』山川出版社、2007年、294p
  3. ^ 銅鳥居栃木県

参考文献[編集]

  • 栃木県歴史散歩編集委員会 編『栃木県の歴史散歩(歴史散歩9)』山川出版社、2007年

外部リンク[編集]