銀盤酒造

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銀盤酒造株式会社
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
938-0801
富山県黒部市荻生4853-3
北緯36度52分29.3秒 東経137度28分16.5秒 / 北緯36.874806度 東経137.471250度 / 36.874806; 137.471250座標: 北緯36度52分29.3秒 東経137度28分16.5秒 / 北緯36.874806度 東経137.471250度 / 36.874806; 137.471250
設立 1910年
業種 食料品
法人番号 3230001007308 ウィキデータを編集
事業内容 飲料の製造販売
代表者 山岸 逸人(取締役社長)[1]
資本金 9793万2000円
純利益 ▲117万円
(2022年03月31日時点)[2]
総資産 9億4682万5000円
(2022年03月31日時点)[2]
主要株主 盛田株式会社(95%)
外部リンク http://www.ginban.co.jp/
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銀盤酒造株式会社(ぎんばん しゅぞう)は、富山県黒部市荻生4853-3にある、日本酒を中心とする造り酒屋(酒造会社)。

なお、旧社名は、荻生酒造であった(1954年時点でこの社名であった)[3]

歴史[編集]

  • 1910年(明治43年)9月 - 創業[4]
  • 1956年(昭和31年)12月25日 - 酒造場が完工[5]
  • 1996年(平成8年)4月 - 北陸地方初の地ビール「秘峡黒部ビール」発売[6]
  • 2016年(平成28年)6月17日 - 阪神酒販に全株式を譲渡し、同社の子会社になる[7]
  • 2017年(平成29年)10月 - 後継者難により阪神酒販が株式の95%を盛田株式会社に譲渡し、同社の子会社になる[8][9]

主な商品[編集]

銀盤」銘柄などの日本酒が中心。古酒、米焼酎梅酒などのリキュールのほか、料理酒みりんオリゴ糖酒粕製品なども製造・販売している[10]

2000年から発泡酒『黒部トレビアン』をはじめ、ガス入りワインやウォッカなども製造し、2008年には新たにガス入り清酒の製造も工夫された[9]

日本酒の新ブランド「剱岳」を含め特定名称酒を中心に40品目を追加するとともに、既存商品を500品目から200品目へ減らす商品改革を2017年実施した[11]

本社・工場[編集]

〒938-0801 富山県黒部市荻生4853-3

出典[編集]

  1. ^ 銀盤酒造・会社概要(2018年4月21日閲覧)
  2. ^ a b 銀盤酒造株式会社 第57期決算公告
  3. ^ 『富山博記念写真帳』(1954年、北日本新聞社発行)104頁。
  4. ^ 会社概要・銀盤の歴史(銀盤酒造、2023年12月3日閲覧)
  5. ^ 『富山新聞』1956年12月25日付朝刊8面『荻生酒造場の新築 きょう完工式 黒部』より。
  6. ^ 『荻生の郷』(2019年3月22日、「荻生の郷」編さん委員会発行)314頁より。
  7. ^ “銀盤酒造が事業譲渡 神戸の阪神酒販に”. 北國新聞. (2016年6月18日). http://www.hokkoku.co.jp/subpage/TH20160618411.htm 2017年1月24日閲覧。 
  8. ^ 当社連結子会社による銀盤酒造株式会社の株式の取得(子会社化)に関するお知らせ” (PDF). ジャパン・フード&リカー・アライアンス株式会社 (2017年9月29日). 2017年12月17日閲覧。
  9. ^ a b 『荻生の郷』(2019年3月22日、「荻生の郷」編さん委員会発行)315頁より。
  10. ^ 銀盤酒造・商品のご紹介(2018年4月21日閲覧)
  11. ^ 銀盤酒造、清酒の新ブランド投入 商品統廃合も進める『日刊工業新聞』2017年8月25日(建設・エネルギー・生活面)2018年4月21日閲覧

外部リンク[編集]