鈴木亜由子
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選手情報 | |||||||||||||||
フルネーム | すずき あゆこ | ||||||||||||||
ラテン文字 | Ayuko SUZUKI | ||||||||||||||
国籍 | 日本 | ||||||||||||||
種目 | 長距離走 | ||||||||||||||
所属 | 日本郵政グループ | ||||||||||||||
生年月日 | 1991年10月8日(32歳) | ||||||||||||||
出身地 | 愛知県豊橋市 | ||||||||||||||
身長 | 155㎝ | ||||||||||||||
体重 | 38㎏ | ||||||||||||||
自己ベスト | |||||||||||||||
1500m | 4分18秒75 | ||||||||||||||
3000m | 8分58秒08 | ||||||||||||||
5000m | 15分08秒29 | ||||||||||||||
10000m | 31分48秒18 | ||||||||||||||
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編集 |
鈴木 亜由子(すずき あゆこ、1991年10月8日 - )は、日本の陸上競技選手。専門は長距離走。
経歴
愛知県豊橋市出身。豊橋市立八町小学校[1]時代に地元の陸上クラブに入って陸上競技を始めたが[2]、豊橋市立豊城中学校に入学した際には陸上競技部がなかったため、小学校の時にミニバスケットボールもやっていたことからバスケットボール部に入部したという[3]。中学2年次には第32回全日本中学校陸上競技選手権大会(2005年、岐阜県長良川陸上競技場)にて、女子800mと1500mを制覇し[4]、翌年の中学3年次での第33回全日本中学校陸上競技選手権大会(2006年、香川県丸亀競技場)でも1500mを制覇している[5]。また、皇后盃全国都道府県対抗女子駅伝競走大会では中学生選手として2006年、2007年と3区を走って区間賞を獲得している[6]。
中学校卒業後、県内有数の進学校である愛知県立時習館高等学校に進学。ここで陸上競技部に入部して本格的に陸上に取り組むようになるが、2度足の甲の疲労骨折を発症して手術を受けたこともある[3]。故障の影響もあり、高校時代は目立った成績を残すことは出来なかったが、高校3年次の平成21年度全国高等学校総合体育大会(2009年、奈良県)での陸上女子3000mで8位入賞を果たし、「家族や先生が私を支えてくれた」とこのレースを印象深いものとして語っている[2]。
2010年、名古屋大学経済学部に進学、名古屋大学を進学先に選んだ理由は「男子選手と一緒に練習出来る環境があったから」だという[3]。大学4年間では1年次に2010年世界ジュニア陸上競技選手権大会に日本代表として出場、女子5000mで5位入賞を果たし[7]、大学2年、3年と日本学生陸上競技対校選手権大会(インカレ)女子5000mを連覇するなど実力を発揮するようになる[8]。
2013年、大学4年次に第27回夏季ユニバーシアード(ロシア・カザン)日本代表に選出され[9]、本番では女子10000mで金メダル、5000mで銀メダルを獲得した[10][11][12]。
2014年、大学卒業と同時に日本郵便に入社し、同年に結成された日本郵政グループ女子陸上部に第1期選手として参加した[13]。社会人2年目の2015年、第99回日本陸上競技選手権大会(新潟スタジアム)女子5000mで3位に入り[14]、第15回世界陸上競技選手権大会(中華人民共和国・北京市)日本代表に選出された[15][16]。世界陸上本番では8月27日の予選2組で15分28秒18で6位となり決勝に進出し、8月30日の決勝レースでは1000〜2000までは、尾西美咲と先頭を引っ張り、3000以降も上位をキープ。15分08秒29の自己ベストタイム(日本歴代5位)の記録で9位となった[17]。 2015年9月に行われた第63回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会女子10000mでは、31分48秒18で初優勝し、リオデジャネイロオリンピックの参加標準記録32分15秒00を突破した[18]。
主な戦績
2013年
- 第27回夏季ユニバーシアード
- 10000m 1位 32分54秒17
- 5000m 2位 15分51秒47
2014年
- 国際千葉駅伝 日本代表 2区1位
- 第62回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会 5000m 2位 15分14秒96
2015年
- 第99回日本陸上競技選手権大会 5000m 3位 15分24秒14
- 第15回世界陸上競技選手権大会 5000m 9位 15分08秒29 日本歴代5位
- 第63回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会 10000m 1位 31分48秒18
脚注
- ^ 八町小学校 豊橋市立八町小学校
- ^ a b 「神様は努力見てる」陸上・鈴木さん、愛知で講演 朝日新聞愛知県版 2013年5月29日
- ^ 第32回全日本中学校選手権(2005)結果 陸上サプリ
- ^ 第33回全日本中学校陸上競技選手権大会 女子1500m決勝結果 香川県陸上協会
- ^ 歴代区間優勝者 皇后盃第34回全国都道府県対抗女子駅伝競走大会公式サイト
- ^ 13th IAAF World Junior Championships 5000 Metres - women IAAF Database
- ^ インカレ女子5000メートル2連覇 鈴木亜由子選手(名大3)が圧勝 東愛知新聞 2012年9月14日
- ^ カザンユニバーシアード競技大会2013 日本選手団名簿 (PDF) 日本オリンピック委員会
- ^ 第27回ユニバーシアード競技大会(2013/カザン)日本選手団成績一覧 (PDF) 日本オリンピック委員会
- ^ 金メダル1号は陸上競技・鈴木亜由子選手 カザンユニバーシアード競技大会2013 日本オリンピック委員会
- ^ ユニバV鈴木さん「さらに上へ」 中日新聞『オピ・リーナ』
- ^ 日本郵政グループ女子陸上部が発足 日刊スポーツ 2013年10月1日
- ^ 女子5000m決勝 第99回日本陸上競技選手権大会Result
- ^ 第15回世界陸上競技選手権大会(2015/北京) 日本代表選手 (PDF) 日本陸上競技連盟 2015年6月29日
- ^ 第15回世界陸上競技選手権大会(2015/北京)に出場します 日本郵政グループプレスリリース 2015年7月2日
- ^ 女子マラソン伊藤7位、リオ五輪代表=女子5000の鈴木9位-世界陸上 時事通信 2015年8月30日
- ^ 陸上実業団対抗:女子1万で鈴木初V 五輪参加標準突破 毎日新聞 2015年9月25日
外部リンク
- 鈴木亜由子 - ワールドアスレティックスのプロフィール(英語)
- 鈴木亜由子 - 日本陸上競技連盟の選手名鑑
- 鈴木亜由子 - 日本郵政グループ女子陸上競技部