豊町
豊町 | |
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廃止日 | 2005年3月20日 |
廃止理由 |
編入合併 音戸町、蒲刈町、倉橋町、豊浜町、安浦町、豊町→呉市 |
現在の自治体 | 呉市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 中国地方(山陽地方) |
都道府県 | 広島県 |
郡 | 豊田郡 |
市町村コード | 34426-5 |
面積 | 14.08 km2 |
総人口 |
2,878人 (2004年3月31日) |
隣接自治体 | 豊田郡豊浜町 |
町の木 | ミカン |
町の花 | ミカン |
豊町役場 | |
所在地 |
〒734-0301 広島県豊田郡豊町大長5927番地 |
外部リンク | http://www.city.kure.hiroshima.jp/ |
ウィキプロジェクト |
豊町(ゆたかまち)は、広島県呉市にある大崎下島の大部分と周辺の小島の地名。
かつて広島県豊田郡に存在した町である。広島県の自治体の中で「ちょう」でなく「まち」と読む唯一の自治体であった。2005年3月20日安芸郡の音戸・蒲刈・倉橋各町及び豊田郡の豊浜・安浦両町とともに呉市に編入されたことに伴い、自治体は消滅した。合併後の町域は呉市豊町となった。
沿革
- 1889年4月1日 - 市町村制施行。当時の町域にはいずれも豊田郡に属する御手洗町と大長村・久友村があった。
- 1941年2月20日 - 大長村の読み方が「おおちょうむら」から「だいちょうむら」に変更される。
- 1947年8月9日 - 大長村の読み方が「おおちょうむら」に戻される。
- 1956年3月31日 - 御手洗町と大長村・久友村が対等合併して豊町が成立する。
- 1992年11月30日 - 豊島との間に豊浜大橋が開通し、陸続きになる。
- 1998年10月 - 平羅橋・中の瀬戸大橋・岡村大橋が開通し、愛媛県越智郡関前村(当時、現:今治市)に属する岡村島と陸続きになる(広島・愛媛両県に跨る初めての架橋であった)。
- 2005年3月20日 - 安芸郡の音戸・蒲刈・倉橋各町及び豊田郡の豊浜・安浦両町とともに呉市に編入された。
地理
- 山
- 一峰寺山(標高449.3m)
- 灯明山(標高248.0m)
名所・旧跡
- 御手洗 重要伝統的建造物群保存地区…江戸時代寄港地として栄えた当時の建築物が残っている。最も繁栄した時期には約100名の遊女を抱える歓楽街があり、瀬戸内海航路を行き交う船乗りを相手に街は繁栄した。新光時計店は日本最古の時計店であり、明治維新前後に輸入された日本最古の柱時計が現存する。
産業
- ミカン栽培で知られる。「大長ミカン」の産地。
大字
- 大長(おおちょう)
- 沖友(おきとも)
- 久比(くび)
- 御手洗(みたらい)
交通
鉄道
- 町内は全く通っていない。
道路
- 国道
- 町内は全く通っていない。
- 主要地方道
- 町内は全く通っていない。
- 一般県道
※豊島方面・岡村島方面とも農道橋として建設された経緯があるため、県道には認定されておらず、他に接続する県道路線を持たない。
港湾
教育
2005年3月19日当時のデータ
- 小学校
- 豊町立豊小学校(2002年以降一校のみになる)
- 中学校
- 豊町立豊中学校
※以前は広島県立豊高等学校もあったが、過疎化による生徒数減少により1996年に廃校になった。
2005年3月20日以降のデータ
- 小学校
- 呉市立豊小学校
- 中学校
- 呉市立豊中学校
備考
- 広島県の自治体としての町は大部分が「~ちょう」と読むが、豊町だけは「~まち」読みであった。合併後も「ゆたかまち」の読みを引き継いだ。
脚注
- ^ “鮴崎港、大西港、木江港(広島県県大崎上島町) みなと振興計画概要図 「大崎上島アクセス快適化計画」” (PDF). 国土交通省港湾局. 2012年4月5日閲覧。