螺旋階段
螺旋階段(らせんかいだん, 英語: spiral staircase, helix staircase, spiral and helical stairs, イタリア語: scala a chiocciola, ドイツ語: Wendeltreppe, ポーランド語: kręcone schody)は、階段の中でも特に回転形のものを指し、上部からみると円形になっており、中心の柱の回りを回転しながら上昇あるいは下降する構造の階段を特に螺旋階段と呼んでいる。
現代建築に多く取り入れられている。デザイン性に優れ、機能的でもあることから、最近[いつ?]は人気が高い[要出典]。
高速道路の非常階段に多く用いられた。
分類
回り階段
螺旋階段を含み、回り込む部分がある階段を「回り階段」という。一般に階段の踏面(ふみづら)の寸法は建築基準法施行令第23条により規定されるが、回り階段においては、この寸法を踏面の狭い方の端から30cmの位置において測る。
無柱螺旋階段
心柱や支柱、周囲の壁による支持を伴わない螺旋階段も世界には点在する。ニューメキシコ州サンタフェのロレットチャペルやパリのルーブル美術館が築例として挙げられる。
著名な螺旋階段
栄螺堂は一般に螺旋構造を持つ堂であるが、そのひとつである「会津さざえ堂」は、二重螺旋構造[3]を持つ。
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栄螺堂
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親柱付非常階段(マンハイム大学)
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ドイツ歴史博物館の展示場の澄明階段[4]
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エルサレム・フルバ・シナゴーグ
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コペンハーゲン・メシア教会の螺旋階段
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ソロモン・R・グッゲンハイム美術館の螺旋階段式展示空間