蛭間拓哉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。C11lsp (会話 | 投稿記録) による 2022年12月1日 (木) 02:08個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

蛭間 拓哉
埼玉西武ライオンズ
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 群馬県桐生市
生年月日 (2000-09-08) 2000年9月8日(23歳)
身長
体重
176 cm
85 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 外野手
プロ入り 2022年 ドラフト1位
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

蛭間 拓哉(ひるま たくや、2000年9月8日 - )は、群馬県桐生市出身の野球選手(外野手)。左投左打。

経歴

桐生市立相生小学校3年生の時に野球を始め、6年生時には埼玉西武ライオンズジュニアに選出された[1]桐生市立相生中学校在学時は硬式野球のクラブチームである前橋桜ボーイズでプレーし、関東大会で優勝した[2]

浦和学院高等学校に進学し、1年春からベンチ入りして4番を務めた。2年秋から主将に就任し、3年夏には第100回全国高等学校野球選手権記念大会に出場。仙台育英との1回戦でソロ本塁打を放つなど、ベスト8進出に貢献した[3]。大会後にはチームメイトの渡邉勇太朗と共にBFA U-18アジア選手権大会の日本代表に選出された[4]。高校通算28本塁打[5]

卒業後は早稲田大学に進学し、2年春のリーグ戦からレギュラーに定着。同年秋のリーグ戦最終週の早慶戦2連戦では、初戦で木澤尚文から決勝点となるソロ本塁打、翌日の優勝決定戦では1点を追う9回に逆転の2点本塁打を放ち、チームの逆転優勝に大きく貢献した[6][7]。3年春のリーグ戦ではベストナインを受賞[8]。4年時にはハーレムベースボールウィークの日本代表に選出された[9]

2022年プロ野球ドラフト会議にて、埼玉西武ライオンズから1位で単独指名された。西武が外野手をドラフト1位指名するのは高橋二三男以来52年ぶり2人目で、大学生では初だった[10]。当日の記者会見では「小さい時から目標だったプロ野球選手になるために、一番最初にプロ野球を見に行った球場が西武ドームだった。一番行きたい球団だったので指名していただいてうれしく思います」と答えた[11]。11月30日、都内のホテルで契約交渉を行い、契約金1億円、年俸1600万円プラス出来高で合意。背番号は9となった[12]

詳細情報

代表歴

脚注

  1. ^ 西武 今秋ドラフト1位候補に早大・蛭間リストアップ 東京六大学通算12本塁打の左の大砲密着マーク - スポニチ Sponichi Annex 野球”. スポニチ Sponichi Annex. 2022年9月7日閲覧。
  2. ^ 蛭間拓哉 | 早大 | 選手”. 週刊ベースボールONLINE. 2022年9月7日閲覧。
  3. ^ 浦和学院0封完勝「ここで1発」主将蛭間が本塁打 - 夏の甲子園 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2022年9月7日閲覧。
  4. ^ U18藤原・蛭間・小園でスーパーカートリオ打線 - 高校野球 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2022年9月7日閲覧。
  5. ^ 野球 - 早稲田大学・蛭間拓哉 ドラフト上位候補が向き合っている、スラッガーの宿命 | 4years. #学生スポーツ”. 4years. 2022年9月7日閲覧。
  6. ^ 【東京六大学】7回の一発に泣いた慶大のエース木沢尚文 早大・蛭間に勝ち越し2ラン浴びる”. スポーツ報知 (2020年11月7日). 2022年9月7日閲覧。
  7. ^ 早大・蛭間「みんなが打たせてくれた」決勝弾に涙 - アマ野球 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2022年9月7日閲覧。
  8. ^ 一般財団法人 東京六大学野球連盟”. www.big6.gr.jp. 2022年9月7日閲覧。
  9. ^ 【大学野球】 早大・蛭間拓哉、日体大・矢沢宏太ら大学日本代表24人が決定…大学日本代表選考合宿最終日”. スポーツ報知 (2022年6月20日). 2022年9月7日閲覧。
  10. ^ “なぜ西武は早大・蛭間の1位指名を決めたのか 52年ぶりの外野手1位指名となったチーム事情”. スポニチアネックス. (2022年10月13日). https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2022/10/13/kiji/20221012s00001173514000c.html 2022年12月1日閲覧。 
  11. ^ “西武1位の早大・蛭間拓哉「一番行きたい球団だったのでうれしい」”. 西日本スポーツ. (2022年10月20日). https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/1003711/ 2022年10月20日閲覧。 
  12. ^ “【西武】1位蛭間拓哉に期待の背番「9」濃厚「やるからにはレギュラー」開幕スタメン意欲”. 日刊スポーツ. (2022年12月1日). https://www.nikkansports.com/baseball/news/202211300000944.html 2022年12月1日閲覧。 

関連項目

外部リンク