蒲原沢

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1976年(昭和51年)に撮影された国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。ステレオグラム(交差法)。蒲原沢。画像中央より右上方向へ下る。右上は旧国道148号と姫川本流。

蒲原沢(がまはらざわ)は、長野県北安曇郡小谷村新潟県糸魚川市との境界となっているである。この沢は、姫川支流となっている。

付近

歴史

  • 1994年 - 新道のコンクリート橋は、国道148号バイパス部の一部を担う橋として完成供用。
  • 1995年7月 - 前述の1994年に完成供用したコンクリート橋が7.11水害による土石流で流出。
  • 1996年12月 - 蒲原沢土石流災害の発生。河川工事中の作業員14人が死亡した。新潟県側の駐車場には慰霊碑があるほか、災害の発生状況を示す解説板が設置されている。付近の山肌は崩落し、蒲原温泉は宿が残るのみとなった。
  • 1998年 - 完全復旧。

国界橋

蒲原沢にかかる国界橋(旧道)
  • 沢には国界橋(こっかいばし)という名の橋が2本橋が架けられている。内訳は、国道148号のアーチ橋、もう一方は旧道の鉄骨のトラス橋であり、新道から見上げる高さに架けられている。
  • 旧道のトラス橋は、1995年7月の土石流災害で軽微な被害を受けたものの、新道橋が完成するまでの間、迂回路として機能した。2015年頃までは、橋が通ずる葛葉峠が崩落により不通状態となっていたが、2016年に葛葉峠の復旧が完了した。