稚内公園ロープウェイ

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稚内公園ロープウェイ
路線総延長0.13 km
停車場・施設・接続路線
uexKBHFa
0.0 山麓駅
uexKBHFe
0.13 山頂駅
廃止後の山頂駅とジロ号
廃止後の山麓駅

稚内公園ロープウェイ(わっかないこうえんロープウェイ)は、北海道稚内市にあった市営のロープウェイ

2006年(平成18年)3月31日に廃止された、日本最北端のロープウェイであり、日本一短いロープウェイでもあった。山麓駅は北海道旅客鉄道(JR北海道)宗谷本線稚内駅よりも北にあり、索道を含めた場合は日本最北のでもあった。稚内市中央にある北門神社が山麓駅、稚内公園が山頂駅となっていた。

路線データ[編集]

  • 路線距離:130m
  • 駅数:2駅(起終点駅含む)
  • 高低差:71m
  • 定員:15名
  • 運賃:大人片道180円 大人往復240円(小児半額)

運行形態[編集]

10分間隔で運行されていた。所要時間は2分。

歴史[編集]

駅一覧[編集]

山麓駅 - 山頂駅

  • 当ロープウェイの駅施設の大きな特徴として「ホームドア」の存在が挙げられる。ゴンドラ乗場が、一般的な「大屋根下の曝露された空間」となっておらず、閉鎖式ホームから直接ゴンドラへ乗車できる構造となっていた。

車両[編集]

車両は「タロ」と「ジロ」の2両が在籍した。

現況[編集]

2009年(平成21年)6月までにすべての施設が撤去され、跡地にはなにも残っていない。

関連項目[編集]