福田進
福田 進(ふくだ すすむ、1948年(昭和23年)8月26日 - )は、奈良県吉野郡出身の大蔵(財務)キャリア官僚。
人物
1971年に大蔵省入省。同期入省者に、藤井秀人(財務事務次官)、寺澤辰麿(国税庁長官)、高木祥吉(金融庁長官)、坂井隆憲などがいる。
主として主税畑でキャリアを積んだ。財務省退官後、損害保険協会副会長を務め、麻生内閣の内閣官房副長官補に就任。なお、右翼活動家(防共挺身隊に関係する)福田進とは別人物。
経歴
学歴
- 1964年3月 - 奈良女子大学文学部附属中学校卒業
- 1967年3月 - 奈良女子大学文学部附属高等学校卒業
- 1971年3月 - 東京大学法学部卒業
職歴
- 1971年4月 - 大蔵省入省(国際金融局投資第一課)
- 1977年7月 - 国際金融局短期資金課長補佐
- 1979年7月 - 理財局国債課長補佐
- 1980年7月 - 理財局国庫課長補佐
- 1981年7月 - 主計局給与課長補佐
- 1983年6月 - 主計局主計官補佐(厚生係主査)
- 1986年6月 - 大阪国税局調査部長
- 1988年6月 - 大臣官房付(コロンビア大学研究員)
- 1989年9月 - 大臣官房企画官兼主税局税制第二課
- 1990年7月 - 大臣官房参事官兼主税局
- 1991年6月 - 主計局主計官(主計局法規課)
- 1992年7月 - 主計局主計官(文部、科学技術・文化担当)
- 1993年7月 - 主税局税制第二課長
- 1994年7月 - 主税局税制第一課長
- 1995年5月 - 主税局総務課長
- 1996年7月 - 東海財務局長
- 1997年7月 - 大臣官房参事官(大臣官房担当)
- 1998年1月 - 大臣官房審議官(主税局担当)
- 2000年6月 - 東京国税局長
- 2001年7月 - 国税庁次長
- 2003年7月 - 会計センター所長兼財務総合政策研究所長
- 2004年7月 - 主税局長
- 2006年7月 - 国税庁長官
- 2007年7月 - 退官
- 2007年9月 - 社団法人日本損害保険協会副会長
- 2008年9月 - 内閣官房副長官補[1]
- 2010年 - 退官、住友信託銀行株式会社顧問
- 2012年7月 - 一般財団法人日本不動産研究所顧問
- 2012年11月 - 一般財団法人日本不動産研究所 代表理事 理事長
脚注
- ^ (日本語) “内閣官房副長官補 福田進”. 内閣官房ホームページ (2008年). 2012年8月19日閲覧。
外部リンク
- (日本語) 内閣官房副長官補 内閣官房副長官補 福田 進(内閣官房ホームページ内経歴)
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