硫黄岳 (八ヶ岳)

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硫黄岳

硫黄岳 (2006年12月撮影)
標高 2,760 m
所在地 長野県茅野市南佐久郡南牧村
位置 北緯35度59分55秒 東経138度22分11秒 / 北緯35.99861度 東経138.36972度 / 35.99861; 138.36972
山系 八ヶ岳連峰
種類 成層火山
プロジェクト 山
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硫黄岳(いおうだけ)は、八ヶ岳連峰にある山の名前である。海抜2,760m。八ヶ岳中信高原国定公園に属する。

概要

阿弥陀岳より望む硫黄岳(左) と横岳(右)

山頂付近はなだらかだが、南北両側に巨大な爆裂火口跡があり、断崖絶壁となって鋭く切れ落ちている。

硫黄岳のみを目指して登山する者もいるが、アプローチが長い。多くの登山客は、硫黄岳とともに赤岳横岳など南八ヶ岳の山々を巡る縦走をセットにして登っている。

国土地理院による三角点はあるものの、登山道から数百m外れた場所にあり、注意深く探さないと見つからない。 そのほか、「御料局三角点」というものが、アメダスロボット雨量計跡付近にある。

登山道

美濃戸・赤岳鉱泉を経て山頂付近に至る登山道と、赤岳方面から山頂付近を経て天狗岳方面に至る稜線上の縦走路がある。なお、一般登山道は厳密には山頂(最高地点)も三角点設置場所も通過しない。赤岳鉱泉方面から登ってくる場合、赤岩の頭 (2,656m) の直下、2,600m付近に森林限界があり、それ以下は亜高山帯針葉樹林、それ以上がハイマツ高山植物の草原となる。

山小屋

山小屋は、山頂付近から南に約20分の地点に硫黄岳山荘があり、また北に約1時間の夏沢峠にもヒュッテ夏沢と山びこ荘、オーレン小屋がある。硫黄岳山荘の付近は高山植物の豊富な一帯となっている。

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