熊川橋

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熊川橋(くまがわばし)は福島県双葉郡大熊町を流れる二級河川熊川に架かる道路橋の名称である。同名の橋梁が複数存在する。

常磐自動車道

E6

概要

熊川橋
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常磐富岡インターチェンジ大熊インターチェンジ間にある橋梁で、熊川とそれに並行する町道を渡る。南詰は大川原字西平、北詰は下野上字清水に位置する。当初2011年(平成23年度)に供用開始が予定されていたが、福島第一原子力発電所事故警戒区域に指定されたため開通の目途が立っていなかった。その後、2015年3月1日の常磐富岡インターチェンジ~浪江インターチェンジ間の延伸開通により供用が開始された。中央支間長が100mを超え、コンクリートウェブ橋に比べ上部工の経済性に優れることから波板鋼板ウェブ橋が採用された。この形式の橋梁としては東日本高速道路東北支社管内で最大の支間長である。

隣の橋梁

夏井川橋 - 木戸川橋 - 熊川橋 - 羽黒川橋 - 前田川橋 - 高瀬川橋

国道6号

国道6号標識
国道6号標識

概要

  • 全長:72.8m
    • 主径間:27.5m
  • 幅員:8.2m[2]
  • 形式:3径間RC連続桁橋
  • 竣工:1959年3月[3]

248.4キロポスト付近にあり、熊字熊町、字滑津の境界に位置する。

脚注

  1. ^ 阿部公博, 藤田秀徳, 武村浩志, 「常磐自動車道 熊川橋の設計および施工」『コンクリート工学』 50巻 2号 2012年 p.194-199, doi:10.3151/coj.50.194
  2. ^ 平成30年度業務概要 - 国土交通省磐城国道事務所
  3. ^ 熊川橋1959-3 - 土木学会附属土木図書館