気分変動
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気分変動(Mood swing)とは、気分が極端もしくは急に変化することである。気分変動は、問題解決への邁進と、柔軟で前向きな計画の作成という点でプラスである[1]。その一方で、気分変動が強烈で破壊的である場合、それは双極性障害の中核症状である[2]
原因
[編集]気分変動を引き起こすと知られているもの
[編集]- ステロイド乱用
- ADHD
- 自閉症または広汎性発達障害
- 双極性障害または気分循環
- 境界性人格障害
- 認知症(アルツハイマー病、パーキンソン病、ハンチントン病を含む)
- てんかん
- 甲状腺機能低下症または甲状腺機能亢進症
- 間欠性爆発障害
- 大うつ病
- PTSD
- 妊娠
- 月経前症候群
- 分裂感情感情障害
- 統合失調症
- 季節性情動障害
- XXYY症候群
治療
[編集]認知行動療法によれば、感情の緩衝材(emotional dampeners)を取り入れ、躁うつまたは抑うつへの気分変動の自己強化パターンサイクルを破ることを推奨している[3]。運動し、休養し、小さな(そして容易に達成可能な)勝利を探し、テレビを見たり読んだりするような代償を使うことは、抑うつへの変動を打破するために、人々が日常的に使用している技術なのである[4]。
自分の心が誇大性からダウンするとき、または羞恥からアップするときを知ることは、自己の気分を管理し、自尊感情を変化させるための、積極的手段のひとつである[5]。
脚注
[編集]- ^ Peter Salovey et al, Emotional Intelligence (2004) p. 1974
- ^ “BBC Science - When does your mental health become a problem?”. BBC Science. 8 January 2015閲覧。
- ^ Gilbert, Paul (1999). Overcoming Depression. p. 63. ISBN 978-0-465-01508-5
- ^ Goleman, pp. 73-4
- ^ Terence Real (1997). I Don't Want to Talk About It. Newleaf. p. 279. ISBN 978-0717127108. ASIN 0717127109