武田晴人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。可夢位 (会話 | 投稿記録) による 2022年7月30日 (土) 01:36個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

武田 晴人(たけだ はるひと、1949年4月11日[1] - )は、日本経済学者歴史学者。専門は近現代日本経済史。学位は、経済学博士東京大学論文博士・1988年)。東京大学名誉教授。東京都目黒区出身[2]

略歴

著書

単著

  • 『日本産銅業史』(東京大学出版会、1987年)
  • 『帝国主義と民本主義 日本の歴史19』(集英社、1992年)
  • 談合の経済学 日本的調整システムの歴史と論理』(集英社、1994年/集英社文庫、1999年)
  • 『日本経済の事件簿 開国から石油危機まで』(新曜社、1995年/日本経済評論社、2009年)
  • 『財閥の時代 日本型企業の源流をさぐる』(新曜社、1995年/角川ソフィア文庫、2020年)
  • 『日本人の経済観念』(岩波書店、1999年/岩波現代文庫、2008年)
  • 『世紀転換期の起業家たち 百年企業への挑戦』(講談社、2004年)
  • 『仕事と日本人』(ちくま新書、2008年)
  • 『高度成長 シリーズ日本近現代史8』(岩波新書、2008年)
  • 岩崎弥太郎 商会之実ハ一家之事業ナリ』(ミネルヴァ書房日本評伝選〉、2011年)
  • 『「国民所得倍増計画」を読み解く』(日本経済評論社、2014年)
  • 『脱・成長神話 歴史から見た日本経済のゆくえ』(朝日新聞出版、2014年)
  • 『鈴木商店の経営破綻 横浜正金銀行から見た一側面』(日本経済評論社、2017年)
  • 『異端の試み 日本経済史研究を読み解く』(日本経済評論社、2017年)
  • 『日本経済史』(有斐閣、2019年)
  • 岩崎小彌太 三菱のDNAを創り上げた四代目』(PHP新書、2020年)
  • 『日本経済の発展と財閥本社 持株会社と内部資本市場』(東京大学出版会、2020年)
  • 渋沢栄一 よく集め、よく施された』(ミネルヴァ書房〈日本評伝選〉、2021年)

単編

  • 『日本産業発展のダイナミズム』(東京大学出版会、1995年)
  • 『地域の社会経済史 産業化と地域社会のダイナミズム』(有斐閣、2003年)
  • 『日本経済の戦後復興 未完の構造転換』(有斐閣、2007年)
  • 『戦後復興期の企業行動 立ちはだかった障害とその克服』(有斐閣、2008年)
  • 『日本の情報通信産業史 2つの世界から1つの世界へ』(有斐閣、2011年)
  • 『高度成長期の日本経済 高成長実現の条件は何か』(有斐閣、2011年)

共編著

共著

  • 鈴木良隆大東英祐)『ビジネスの歴史』(有斐閣、2004年)
  • (大東英祐・和田一夫粕谷誠)『ビジネス・システムの進化 創造・発展・企業者活動』(有斐閣、2007年)
  • 通商産業政策史編纂委員会編『立地・環境・保安政策』<通商産業政策史 1980-2000 (5)>(経済産業調査会、2011年)
  • (関口かをり)『三菱財閥形成史』(東京大学出版会、2020年)

脚注

  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.326
  2. ^ 日本学士院賞授賞の決定について
  3. ^ 役員(三井文庫)
  4. ^ 日本学士院

関連項目

外部リンク