正道会館
正道会館(せいどうかいかん)は、空手会派・道場の一つ。
概説
1980年に、当時極真会館芦原道場大阪支部の支部長だった石井和義が興した。設立当初の名称は正道館で、後に正道会館に改称。フルコンタクト空手の競技で勝つための実践的なスタイルを提唱し、様々なオープントーナメントに選手を送りこんで活躍した。
後に「USA大山空手vs正道空手5対5マッチ」、「トーワ杯カラテジャパンオープン」、「格闘技オリンピック」やリングス参戦などを経てキックボクシング形式でも活動する。1993年にK-1 GRAND PRIXを初開催し、日本の格闘技ブームの火付け役となった。
現在の正道空手ルールは、いわゆる極真ルールに片手による瞬間的な掴み・引っ掛け(1秒以内)と投げ技を加えたものであり、相手を掴んでの攻撃バリエーションが発達している。
また、空手とK-1(キックボクシング)は完全に別クラスで、空手の上級者のみK-1の指導を受けられる。
正道会館所属の空手家 選手
役員
- 宗師 - 石井和義
- 館長代行 - 中本直樹
- 最高師範 - 角田信朗
- 師範・南大阪 - 中川圭介
- 師範・東大阪 - 後川聡之
- 師範・尼崎支部 - 金泰泳
- 師範・横浜本牧支部 - 沢田秀男
- 師範・東京本部 - 鈴木修司
- 師範・四国 - 二宮博昭
- 師範・K-1コーチ - 湊谷秀文
選手・元選手(指導員)
- 子安慎悟(東京本部)
- グレート草津
- 安廣一哉(東京本部)
- 武蔵
- 富平辰文
- TOMO
- 中迫剛
- 藤本祐介
- 村浜武洋
- セーム・シュルト(オランダ)
- ジャビット・バイラミ(スイス)
- ピーター・マエストロビッチ(スイス)
元所属者
- 吉木永雄(鍼灸師。創設期の総本部師範。第1回全日本大会前に開催された第1回西日本大会優勝)
- 中山猛夫(創設期の総本部師範。第1回、第2回全日本2連覇)
- 前田比良聖(武道和良久代表。創設期の総本部師範。第1回西日本大会準優勝、第1回全日本大会準優勝)
- 川地正樹(金剛カラテ道主。第3回~第5回全日本大会3連覇)
- 佐竹雅昭(総合打撃道佐竹道場代表。第6回~第8回全日本大会3連覇)
- 今西靖明(金剛カラテ最高師範)
- 田前純三(空手塾)
- 大宮司進(シルバーウルフ)
- 田上敬久
- アダム・ワット
- 本間聡(引退)
- 柳澤聡行(引退)
- 平直行(ストライプル)