栄閑院

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2022年5月21日 (土) 07:23; Higa4 (会話 | 投稿記録) による版(日時は個人設定で未設定ならUTC

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
栄閑院
所在地 東京都港区虎ノ門3-10-10
山号 久遠山
院号 栄閑院
宗派 浄土宗
本尊 阿弥陀如来
創建年 江戸時代初期
開山 久蓮社俊誉園応
別称 猿寺
法人番号 3010405001250 ウィキデータを編集
テンプレートを表示
壁に掲示されている都史跡
杉田玄白墓

栄閑院(えいかんいん)は、東京都港区にある浄土宗寺院

概要[編集]

江戸時代初期、久蓮社俊誉園応によって開山された。近くの天徳寺塔頭として創建された

当寺は「猿寺」と呼ばれている。寛永年間(1624年1645年)、猿まわしの泥棒が当寺の住職によって改心し、を残して、諸国行脚の巡礼に旅立った。残された猿は、当寺の飼い猿としてかわいがられた逸話からきている。境内の猿の像はこの逸話を元に建てられたものである[1]

また当寺には、蘭学者杉田玄白の墓や検校芦野屋麻績一の墓がある[1]

交通アクセス[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b 俵元昭 著『港区史跡散歩 (東京史跡ガイド3)』学生社、1992年、37-38p

参考文献[編集]

  • 俵元昭 著『港区史跡散歩 (東京史跡ガイド3)』学生社、1992年

関連項目[編集]