日本名輪会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。153.206.215.92 (会話) による 2022年11月28日 (月) 10:43個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (法人(一般社団法人)化について)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

一般社団法人日本名輪会

日本競輪選手会本部ビル
団体種類 一般社団法人
設立 2022年8月8日
所在地 東京都板橋区蓮根3丁目14番29号
一般社団法人日本競輪選手会内
法人番号 5011405002212
主要人物 代表理事 井上茂徳
活動地域 日本の旗 日本
主眼 競輪および自転車競技の健全な発展・普及に資する事業の実施を通じた社会貢献
競輪界および会員相互の親睦
活動内容 競輪および自転車競技に関する諸事業の推進・参加・協力
自転車競技指導者および愛好者の育成への協力
会員および競輪界の親睦 他
ウェブサイト 名輪会
1995年1月任意団体として発足
テンプレートを表示

一般社団法人日本名輪会(にほんめいりんかい)は、競輪における競輪選手OB会組織のひとつである。通称は名輪会

概要

日本名輪会は、1995年1月任意団体として発足した[1]。いくつかの競輪場において、当会会員の功績を讃えて銘打たれた開催が行われているが、近年はそれらを総称する形で『日本名輪会カップ』と称してイベント化しており、幾人かの当会会員がそれに参加してファンサービス等に務めている他、GI・GIIの開催にも同様にファンサービスの一環として参加することもある。なお運営は日本競輪選手会の下で行われている。

かつては松本勝明が会長、中井光雄が副会長に就いていたが、2016年より井上茂徳が会長となった[2]2019年5月3日、日本名輪会は新たに山口健治が副会長に就任することを発表した[3]

創設以来、入会者は少ない状況にあったが、特に2018年以降で入会者が増えている[4][5][6]

2022年8月8日に法人化、「一般社団法人日本名輪会」となった[7]

従来は元男子選手のみであったが、会員からの推薦もあり、高木真備が元女子選手として初めて2022年10月26日付けで入会した[8][9]

退会も任意により可能であり、自己都合により退会している者もいる[10]

入会基準

男女ともに選手登録削除となった(現役を引退した)元競輪選手の中で、原則として以下の基準を満たした者に入会許可が与えられる。

ただ、特別競輪以外にも1着回数や通算優勝回数などを総合的に勘案して入会の可否を判断することになっているため[11]、元男子選手では特別競輪の優勝回数が2回でも入会している例[12]もあり、日本名輪会と同様の組織である日本プロ野球名球会と比較すると基準は曖昧な形となっている。

一方で、明らかに基準を満たすものの、過去に一度も入会していない(永久会員となっていない)事例もある[13]

会員

現会員[10][2][14]
氏名右横の*は元女子選手
( )内は2019年5月時点での役職
永久会員(故人)[10][2][14]
退会[10]

日本名輪会カップ対象レース

脚注

  1. ^ 日 本 名 輪 会
  2. ^ a b c d 競輪・競輪・名輪会新会員 - 西日本スポーツ・2016年7月6日[リンク切れ]
  3. ^ 日刊スポーツ大阪本社版、2019年5月4日14面
  4. ^ 競輪・名輪会に新規会員 - 西日本スポーツ、2018年2月1日
  5. ^ 後閑信一氏、1日付で日本名輪会に入会 スポーツニッポン2018年3月1日 05:30
  6. ^ 鈴木誠氏が名輪会入会  西日本スポーツ:2018年08月01日 06時00分
  7. ^ 名輪会が一般社団法人設立」『西日本スポーツ』、2022年8月19日。2022年11月28日閲覧。
  8. ^ a b 高木真備さん「名輪会」入り 元ガールズ選手で初「競輪界と動物の未来のためにできることを」 2022年10月27日15時10分 日刊スポーツ
  9. ^ a b “【競輪】日本名輪会に初の女性!高木真備さんが入会”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2022年10月27日). https://hochi.news/articles/20221027-OHT1T51075.html?page=1 2022年10月27日閲覧。 
  10. ^ a b c d 井上和巳のバンクのつぶやき - 月刊競輪WEB(KEIRIN.JP)・2016年7月1日
  11. ^ KEIRIN.JP
  12. ^ 宮本義春藤巻昇荒木実伊藤豊明濱口高彰が該当。
  13. ^ 高倉登(特別競輪(GI)6回優勝。以下 優勝省略)、笹田伸二(同4回※故人)、平間誠記(同5回※故人、但し日本名輪会創設以前に死去)、伊藤繁(同3回)、吉川多喜夫(同4回)、田中博(同3回)、藤巻清志(同3回)、松本整(同4回)、山田裕仁(GP・3回、GI・6回)、山口幸二(GP・2回、GI・1回)、吉岡稔真(GP・2回、GI・11回)、村上義弘(GP・2回、GI6回)が該当。
  14. ^ a b 井上和巳のバンクのつぶやき 続編1 - 月刊競輪WEB(KEIRIN.JP)・2017年4月10日
  15. ^ 浜口高彰氏が日本名輪会入り 西日本スポーツ 2021/09/15 06:18
  16. ^ 岸和田で「名輪カップ・石田雄彦杯」開幕 - 我が道・輪が道・一本道・自転車道 2008年11月4日号

関連項目

外部リンク