新幹線なるほど発見デー

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車体上げ・乗せ作業実演(2006年07月23日撮影)

新幹線なるほど発見デー(しんかんせんなるほどはっけんデー)は、東海旅客鉄道(JR東海)が静岡県浜松市にある浜松工場を会場に、毎年7月最終週の土・日曜日に開催している一般公開イベントである。2016年9月には最後の車体上げ・載せが、2019年には例年にない10月5日、6日に開催され多くの入場者で賑わった。2020年は、新型コロナウイルス感染症の影響により開催中止が発表された。

概要

新幹線の利用促進の営業施策の一環として行っている。1994年に東海道新幹線の開業30周年を記念して一般公開イベントを開催したのが始まりで、翌1995年の「新幹線なるほど体験デー」を経て、1996年から現在の名称で開催されるようになった。

なお、国鉄末期の1986年にも「新幹線夏祭り」という名称で同様のイベントを開催している。

工場の構内、設備機械や各種車両の展示などを行い、親子連れを中心に1〜2万人の見学者を集め、好評を博している。特に、新幹線車両の運転台見学は毎年多数の希望者が列を作る状況になっていることから、近年では事前の応募が必要となっている。

東京方面からは、ジェイアール東海ツアーズを筆頭にJTBクラブツーリズムなどが「浜工新幹線」と題した新幹線の貸切臨時列車を仕立て、引込線を経由して浜松工場内へ直接乗り入れるツアーを開催している。

歴史

  • 1986年 新幹線なるほど発見デーの類似イベント、新幹線夏祭りが開催
  • 1994年 東海道新幹線開業30周年イベントが開催
  • 1995年 新幹線なるほど発見デーの前身、新幹線なるほど体験デーが開催
  • 1996年 新幹線なるほど発見デーが初めて開催

これ以降毎年7月最終週の土曜、日曜日に開催

外部リンク

東海旅客鉄道(JR東海)ホームページ https://jr-central.co.jp/