市川まん

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Uchikawa123 (会話 | 投稿記録) による 2022年9月26日 (月) 05:42個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

市川 まん(いちかわ まん、1869年2月25日明治2年1月15日〉 - 1977年昭和52年〉5月27日)は、山形県在住の長寿の女性[注 1]

1977年5月25日、中山イサの死去に伴い、存命者の日本最高齢[注 2]となる。1977年5月27日、108歳と91日で死去[1]。日本最高齢となった僅か2日後のことであった。明治生まれ初の国内最高齢者であった。

人物

南陽市で農業を営み17歳の時、23歳の龍蔵と結婚。龍蔵は1923年に死去した。子供はなく晩年は養子、養女の孫らと暮らしていた[2]

脚注

注釈

  1. ^ 市川が死去した当時、日本における正確な記録のある歴代最長寿者は河本にわ(1976年11月16日死去)の113歳(朝日新聞1976年11月16日付夕刊、9頁、「長寿日本一が死去」より)だった。
  2. ^ ただし、市川の存命中は、1865年生まれとされていた泉重千代の記録が認定されており、市川は国内2位(女性では日本一)の長寿と言われていた。

出典

  1. ^ 朝日新聞、1977年5月28日付朝刊、23頁、「女性長寿日本一、二日間だけ」
  2. ^ 日本百歳人名鑑1977年版より