岸剱神社
岸剱神社 | |
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所在地 | 岐阜県郡上市八幡町柳町438 |
位置 | 北緯35度45分8.35秒 東経136度57分33.46秒 / 北緯35.7523194度 東経136.9592944度 |
主祭神 | 素戔嗚尊・伊弉諾神・伊邪那美・菊理媛神 |
社格等 | 旧郷社 |
創建 | 慶長19年(1614年) |
岸剱神社(きしつるぎじんじゃ)は、岐阜県郡上市(旧郡上郡八幡町)に鎮座する神社である。旧社格は郷社。
毎年4月第3土・日曜日の春祭では、八幡神社、日吉神社とともに大神楽競演が行われる。
祭神
由緒
- 江戸時代初期の慶長19年(1614年)、郡上郡気良村(後の明宝村、現・郡上市)はひどい旱魃に見舞われる。この地の神社の神主は雨乞いを行なったが効果はなかった。そこで宝剣を気良川の河原の岩で洗って雨乞いを行なうと、すぐさま雨が降ってきたという。しかし豪雨となり、岩の上の宝剣は大水で流されてしまった。それから数日後、郡上八幡城城下の吉田川の岩に宝剣が引っかかっているのを住民が見つける。この知らせを受けた城主遠藤慶隆が、この宝剣を祀るために創建したのが始まりという。
- 創建時は吉田川の川岸に位置していたが、明治19年(1896年)に移転。明治40年(1907年)には白山神社を合祀する。
- 昭和17年(1942年)、現在地(郡上八幡城本丸跡)に移転する。
境内社
- 琴平神社 (1831年創建)
- 岸剱稲荷神社
文化財
- 岸剣神社の大神楽(県指定重要無形民俗文化財)[1]