国王誕生日 (オランダ)
女王誕生日 (じょおうたんじょうび)は、オランダ女王の誕生を祝う、オランダの祭日である。
オランダ語では Koninginnedag 音声 。直訳で女王の日(じょおうのひ)とも。
日付
日付は4月30日。ただし30日が日曜日なら4月29日にずらされる。
この日は現女王ベアトリクスの即位日で、先代女王ユリアナの誕生日でもある。現女王の誕生日1月31日とは関係のない日付ではあるが、この日に現女王の誕生もが祝われる。
過去の日付
女王誕生日は第3代国王ウィレム3世の時代の1885年に始まった。日付はのちに第4代女王となるウィルヘルミナ王女の誕生日8月31日だった。
1949年、ウィルヘルミナが退位し第5代女王ユリアナが即位すると、女王誕生日はユリアナの誕生日4月30日に変更となった。
1980年の71歳の誕生日にユリアナは退位し、第6代(現)女王ベアトリクスが即位した。ユリアナの誕生日とベアトリクスの即位日が同じなのはこのためである。このときは女王誕生日は変更されなかった。
習慣
この日にはオランダ全土がオレンジ色(オランダ王家の色)の飾りが掲げられ、さまざまなパレードや音楽祭が催されるほか、 vrijmarkt(フリーマーケット)が開かれ、街の通りで住人が自由に物を売買することが許されている。
事件
2009年4月30日にアペルドールンにおいて開かれていたオランダ王室メンバーのパレードにおいて、観客の中に自動車が突っ込み記念碑に衝突し、大破する事件がおきた。運転手を含め7人が死亡し、10人が怪我を負った。 Template:Link GA