外国語
外国語(がいこくご)とは、自国の言語ではなく、外国(自国以外の国)で使用されている言語のことである。外国語に対して自国の言語を国語ということもある。
概要
日本における外国語
日本では、中等教育(中学校、高等学校、中等教育学校)において必修教科の外国語として教育・学習されるのは英語が原則とされ、外国語というと事実上英語を指すことが多い。このほかにも選択教科や選択科目として、フランス語、ドイツ語、中国語、朝鮮語などの外国語の授業が行われているが、ほとんどの人は、高等教育(大学など)まで英語以外の外国語に接する機会は少ない(センター試験の場合、2011年度の受験者は英語が519538人なのに対し、中国語392人、韓国語163人などである[1])。
なお外国語は、力を入れて学ぶ言語順に第一外国語(だいいちがいこくご)、第二外国語(だいにがいこくご)などのようにいったりもする。日本の多くの人々にとって、第一外国語は英語であり、第二外国語というと英語以外の言語を指すことが多い。また、英語以外の外国語では、かつては「教養」としてフランス語やドイツ語 などのヨーロッパの言語を学ぶ人が多かったが、最近では中国語や韓国語などのアジアの言語を学ぶ人が増えている。
余談だが、アイヌ語は現在においてはその話者の大部分が日本在住であり、日本固有の言語のひとつと言えるにもかかわらず、外国語扱いされる事もある[誰?]。