地下室のメロディー
地下室のメロディー | |
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Mélodie en sous-sol | |
監督 | アンリ・ヴェルヌイユ |
脚本 |
ミッシェル・オーディアール アルベール・シモナン アンリ・ヴェルヌイユ |
出演者 |
アラン・ドロン ジャン・ギャバン |
音楽 | ミッシェル・マーニュ |
撮影 | ルイ・パージュ |
編集 | フランソワ・ボノ |
公開 |
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上映時間 | 118分 |
製作国 | Template:France |
言語 | フランス語 |
『地下室のメロディー』(原題:Mélodie en sous-sol)は、1963年製作のフランス映画。アラン・ドロンとジャン・ギャバンというフランス映画界の2大スターが共演した犯罪映画。
1963年のゴールデングローブ賞外国語映画賞を受賞している。
ストーリー
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
老獪なギャングのシャルル(ジャン・ギャバン)は、5年間の服役中に、刑務所でチンピラの青年フランシス(アラン・ドロン)と知り合った。出所したシャルルは、生涯最後の仕事として、カンヌのカジノから10億フランを強奪する計画を立て、フランシスと、その義兄のルイを仲間に引き入れた。
警戒厳重なカジノの地下金庫室に降りるためには、地下に通じる専用エレベーターに乗り込む必要があった。専用エレベーターが上下する空間には、通風孔が繋がっている。シャルルは、カジノの通風孔を通ってエレベータに至るルートを掌握していた。
金持ちの青年を装い、カンヌのホテルに滞在するフランシス。カジノの踊り子と親しくなることで、フランシスは一般客が立ち入れないカジノの舞台裏に出入りする口実を設けた。
週に一度、カジノのオーナーが金庫室から売上金を運び出す日を狙って、計画は実行された。10億フランの札束をバッグに詰め、何食わぬ顔でホテルに戻るフランシスとシャルル。だが、小さなミスからフランシスの正体が露見する危険性が出てきた。
計画の変更を余儀なくされ、隠し場所からバッグを持ち出すフランシス。だが、シャルルの待つプールサイドは捜査中の警官でいっぱいだった。更に不運が重なり、盗んだ金が人々の目に触れる事態が起きた。騒ぎだす人々の中でフランシスとシャルルは、なす術もなく10億フランの札を見つめていた。
キャスト
役名 | 俳優 | 日本語吹替1 | 日本語吹替2 | 日本語吹替3 |
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シャルル | ジャン・ギャバン | 森山周一郎 | ||
フランシス・ヴェルロット | アラン・ドロン | 堀勝之祐 | 野沢那智 | |
ジネット | ヴィヴィアーヌ・ロマンス | 前田敏子 | 寺島信子 | |
ロイス・ノーダン | モーリス・ビロー | 羽佐間道夫 | 仁内達之 | 原田一夫 |
バーマン | ジャン・カルメ | 渋沢詩子 | ||
ブリジット | カルラ・マルリエ | 小原乃梨子 | 塚田恵美子 | |
警察のコミッショナー | クロード・セバール | 大木民夫 |
スタッフ
- 監督:アンリ・ヴェルヌイユ
- 脚本:アンリ・ヴェルヌイユ、アルベール・シモナン、ミシェル・オーディアール
- 撮影:ルイ・パージュ
- 音楽:ミシェル・マーニュ