国分 (市川市)
国分(こくぶん)は千葉県市川市にある地名。一丁目から七丁目まである。郵便番号は272-0834。下総国分寺の置かれた場所である。
地理
市川市北部に位置する。地域内は住宅街となっており、下総国分寺等の寺社や、和洋国府台女子中学校が置かれる。また、市内の菅野、八幡、真間などと共に文学者や小説家、作家に縁のある地で、小説家・劇作家である井上ひさしが居住していた。
一丁目に東京東信用金庫市川支店、三丁目に下総国分寺、四丁目に和洋国府台女子中学校、六丁目に市川国分郵便局がある。
東は東国分、西は国府台、南は須和田・真間、北は中国分・堀之内と接している。
地価
住宅地の地価は、2014年(平成26年)1月1日の公示地価によれば、国分1-6-14の地点で16万4000円/m2となっている。[1]
歴史
沿革
- 1869年(明治2年) - 葛飾県葛飾郡国分村となる。
- 1871年(明治4年) - 廃藩置県、県の統合により印旛県葛飾郡国分村となる。
- 1873年(明治6年) - 県の統合及び、郡の分割により千葉県東葛飾郡国分村となる。
- 1889年(明治22年) - 東葛飾郡須和田村、曽谷村、稲越村、下貝塚村と合併し、東葛飾郡五常村大字国分となる。
- 1890年(明治23年)5月23日 - 五常村が国分村に村名を変更。東葛飾郡国分村大字国分となる。
- 1934年(昭和9年)11月3日 - 市川町、八幡町、中山町と合併、市制施行。市川市大字国分となる。
- 1951年(昭和26年)12月1日 - 市内の大字を町に変更。それに伴い、市川市国分町となる。
- 1966年(昭和41年)4月1日 - 国分町の一部で住居表示施行。
- 1971年(昭和46年)9月29日 - 国分町の残部で住居表示施行。市川市国分一丁目 - 八丁目となる。
地名の由来
当地に置かれた「下総国分寺」から。
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる。
丁目 | 番 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
一丁目 | 全域 | 国分小学校 | 第二中学校 |
二丁目 | 全域 | ||
三丁目 | 全域 | ||
四丁目 | 1番 - 6番 | 国府台小学校 | 第一中学校 |
7番 - 22番 | 国分小学校 | 第二中学校 | |
五丁目 | 全域 | 東国分中学校 | |
六丁目 | 1番 - 12番 | ||
13番 | 中国分小学校 | ||
14番 - 16番 | 国分小学校 | ||
17番 - 25番 | 中国分小学校 | ||
七丁目 | 全域 |
施設
- いなほ幼稚園
- 市川東学院三愛幼稚園
- 和洋国府台女子中学校
- 市川国分郵便局
- 下総国分寺
- 日枝神社
- 龍珠院
- 笠園寺
- 経王寺