前畑造船
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種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒857-0852 長崎県佐世保市千尽6-3 |
設立 | 1948年7月2日 |
業種 | 輸送用機器 |
法人番号 | 2310001005989 |
事業内容 |
船舶の新造・修理 鋼構造物の製作 |
代表者 | 代表取締役 北村與志郎 |
資本金 | 2,100万円 |
従業員数 | 85名 |
外部リンク | http://maehata-zousen.co.jp/ |
前畑造船株式会社(まえはたぞうせん)は、長崎県佐世保市に本社・造船所を置く造船・船舶修繕事業者である。
概要
[編集]1948年(昭和23年)に、戦艦「大和」の建造主任を務めた芳井一夫[1]により佐世保市において設立・創業し、船舶の修理業務を開始[2]。1959年(昭和34年)から船舶の建造を開始した[2]。以来、新造船事業では各種内航タンカー・LPG運搬船・フェリー・漁業調査船・海上自衛隊の支援船等の建造[3]を、修繕船事業では1,600総トンまでの各種船舶の修繕[4]を行っている[5]。
2007年(平成19年)には、749t型内航石油タンカーで国内初のディーゼル電気推進船を建造し、以後も電気推進内航タンカー・LPG運搬船の建造を行っている[5][6][7]。
国土交通省による舶用内燃機関サービス・ステーション(SS)の証明を取得している[8]。
主要設備
[編集]- 第2船台:50m×10m 上架能力 500GT[4][5]
- 第3船台:80m×15m 上架能力 1,300GT[4][5]
- 浮ドック:80m×17m 最大浮揚能力 2,000t・入渠最大船舶 1,600GT[4][5]
- ジブクレーン:5基[5]
廃止された設備
[編集]沿革
[編集]- 1948年(昭和23年)
- 1957年(昭和32年)3月 - 運輸省から500t以上の船舶の造修許可を受ける[2]。
- 1959年(昭和34年)10月 - 作業船・バージ等の建造を開始[2]。
- 1961年(昭和36年)10月 - 最初の小型タンカー及び貨物船が完工[2]。
- 1962年(昭和37年)2月 - 最初の旅客船が完工[2]。
- 1972年(昭和47年)5月 - 大型まき網漁船の建造を開始[2]。
- 1986年(昭和61年)・1987年(昭和62年) - 第1-3船台を改築し、900GTまでの建造許可を受ける[2]。
- 1988年(昭和63年)2月 - 最初のケミカルタンカーが完工[2]。
- 1989年(平成元年)7月 - 最初の海上自衛隊支援船が完工[2]。
- 1993年(平成5年)6月 - 前畑造船(株)に改称[2]。
- 1994年(平成6年)10月 - 浮揚力2,000t・1,600総トンまで入渠可能な浮ドックを設置[2]。
- 2007年(平成19年)
- 2013年(平成25年)6月 - 第3船台の許可を1,300GTに拡張[2]。
- 2022年(令和4年)3月 - 第1船台を廃止し、艤装工場を新設[2]。
脚注
[編集]- ^ “初代社長 芳井一夫氏と戦艦大和”.前畑造船株式会社
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 前畑造船株式会社公式サイト掲載「会社概要」(2022年10月14日閲覧)
- ^ 前畑造船株式会社公式サイト掲載「建造実績」(2022年1月28日閲覧)
- ^ a b c d 前畑造船株式会社公式サイト掲載「設備紹介」(2022年1月28日閲覧)
- ^ a b c d e f g 長崎県産業労働部 『SHIP POWER OF NAGASAKI JAPAN』 2016年、pp.30-31(2021年1月28日閲覧)
- ^ a b 2007年11月2日付朝日新聞西部本社版「エコシップ就航へ 前畑造船・IHIMUの電気推進タンカー」
- ^ a b 前畑造船株式会社公式サイト掲載「建造船一覧:タンカー・貨物船」(2022年1月28日閲覧)
- ^ 一般社団法人日本舶用機関整備協会『「舶用機関整備士」を利用した検査合理化制度の概要』(2022年12月23日閲覧)掲載「国土交通省地方運輸局公認舶用ディーゼル機関『サービス・ステーション』名簿(令和3年7月1日)」(2022年12月23日閲覧)