九十九川 (埼玉県)
| 九十九川 | |
|---|---|
 宮鼻地内（2015年12月）
 | |
| 水系 | 一級水系 荒川水系 |
| 種別 | 一級河川 |
| 延長 | 6.0[1] km |
| 平均流量 | 75[2] m³/s |
| 流域面積 | 9.4[2] km² |
| 水源 | 岩殿丘陵 |
| 水源の標高 | -- m |
| 河口・合流先 | 越辺川に合流 |
| 流域 | 埼玉県東松山市 |
九十九川（つくもがわ）は、埼玉県東松山市を流れる荒川水系の一級河川。
概要
東松山市岩殿付近の高坂丘陵（岩殿丘陵）を水源とする、流路延長6.0キロメートル（内、埼玉県管理区間5.6キロメートル[2]）の河川である[1]。高坂台地を南東から次第に東へ向きを変えて流れながら東武東上線や国道407号をくぐり、東松山市正代付近で越辺川に合流する。 以前は越辺川に自然合流していたが、合流点で水位の上がった越辺川の逆流によって水害が頻発していたことから2011年（平成23年）に九十九川水門が完成した[3]。流域は都幾川と越辺川にはさまれた場所に位置し、主に水田などの農地だが周辺は高坂駅に近いことから宅地化が進んでいる。
支流
橋梁
上流より記載
- 宗門橋 - 岩殿観音参道[6][7][4]
- 小井戸橋 - 一級河川起点
- 岩殿橋
- 中里橋（埼玉県道212号岩殿観音南戸守線）
- 平塚橋
- 岩殿水管橋[8] - 水道橋
- 望月橋
- 地蔵橋（高坂並木通り）
- 九十九橋
- 関越自動車道側道
- 九十九川橋（関越自動車道）[4]
- 関越自動車道側道
- 谷川大橋[9][4]
- とろ橋[5]
- 笊坂大橋
- 毛塚水管橋 - 水道橋
- しみず橋[10][11]
- いた橋[10][12]
- 九十九川橋梁（東武東上本線）[13]
周辺
上流域周辺は県立比企丘陵自然公園でレジャースポットが多い[15]。
- 埼玉県道158号川島こども動物自然公園自転車道線 - 新九十九橋から中里橋までの河岸を並行する[16]。
- 正法寺（岩殿観音）
- 鳴かずの池（弁天沼）
- 足利基氏館跡
- 大東文化大学東松山キャンパス
- 埼玉県こども動物自然公園
- 高坂ニュータウン - 都市景観100選選定地区
- 高坂駅 - 関東の駅百選選定駅
- 高坂終末処理場
脚注
- ^ a b 『荒川 自然』27頁。
- ^ a b c “荒川水系荒川中流右岸ブロック河川整備計画（県管理区間）付図” (PDF). 埼玉県. pp. 29-30 (2006年2月). 2015年12月8日閲覧。
- ^ 九十九川水門竣工式が執り行われました - 国土交通省 荒川上流河川事務所、2015年12月8日閲覧。
- ^ a b c d 東松山都市計画道路の変更 計画図10-12（東松山市図32、33、38） (PDF) - 埼玉県、2015年3月3日、2015年12月15日閲覧。
- ^ a b 東松山都市計画道路の変更 計画図13-15（東松山市図39、滑川町図14、16） (PDF) - 埼玉県、2015年3月3日、2015年12月15日閲覧。
- ^ 『東松山市 200402 (ゼンリン住宅地図)』98頁。
- ^ 絵葉書に見る昔の比企・松山 - 東松山市図書館、2015年12月15日閲覧。
- ^ 『東松山市 200402 (ゼンリン住宅地図)』103頁。
- ^ 『東松山市 200402 (ゼンリン住宅地図)』111頁。
- ^ a b 『東松山市 200402 (ゼンリン住宅地図)』117頁。
- ^ 現地橋歴版には「清水橋」と記されている。
- ^ 現地橋歴版には「板橋」と記されている。
- ^ 現地橋歴板より（2015年12月10日確認）。
- ^ 『東松山市 200402 (ゼンリン住宅地図)』113頁。
- ^ 埼玉県の自然公園 - 埼玉県ホームページ、2015年4月27日、2015年12月15日閲覧。
- ^ 大規模自転車道路調査隊『比企自転車道』 - サイスポWeb、2015年12月15日閲覧。
参考文献
- 埼玉県『荒川 自然』（荒川総合調査報告書1）、1987年3月25日。
- 『東松山市 200402 (ゼンリン住宅地図)』ゼンリン、2004年2月、p. 98,103,111-113,117頁。ISBN 978-4432176281。
外部リンク
- 九十九川とその源流 - 高坂丘陵ねっと
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