中島啓太

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 中島 啓太 
Keita NAKAJIMA
第58回ゴルフ日本シリーズJTカップ
2021年12月5日
東京よみうりカントリークラブ
基本情報
名前 中島 啓太
生年月日 (2000-06-24) 2000年6月24日(23歳)
身長 173 cm (5 ft 8 in)
国籍 日本の旗 日本
出生地 埼玉県
経歴
大学 日本体育大学在学中
プロ転向 2022
日本ツアー 1勝
メジャー選手権最高成績
マスターズ 予落: 2022
全米オープン 予落: 2022
全英オープン 予落: 2022
成績
優勝回数 日本ツアー:1勝
初優勝 2021年パナソニックオープン
テンプレートを表示
獲得メダル
男子 ゴルフ
日本の旗 日本
アジア競技大会
2018 ジャカルタ 個人
2018 ジャカルタ 団体

中島 啓太(なかじま けいた、2000年6月24日–)は、埼玉県出身の日本のプロゴルファー

経歴

6歳のころからゴルフを始める。

加須市立大利根中学校3年時の2015年、「日本アマチュアゴルフ選手権競技」決勝 (36ホール・マッチプレー) で金谷拓実に10アンド9で敗れ準優勝[1]

代々木高等学校1年次の2016年、「日本オープンゴルフ選手権競技」では2日目を通算7アンダーで予選を通過[2]

2017年、日本アマチュア選手権では優勝した大澤和也 (日本大学) に1打差で敗れ2位タイ[3]

2018年オーストラリアパース郊外で開催された「オーストラリア・アマチュア選手権」では女子の山口すず夏とともに日本人アベック優勝[4]。同年6月、「トヨタジュニアW杯」では鈴木晃祐らと出場し団体4位[5]。8月、「日本ジュニアゴルフ選手権」男子15-17歳の部で3位[6]。同月、インドネシアで開催された第18回アジア競技大会ゴルフ競技英語版では個人で金メダル。団体でも金谷、今野大喜米沢蓮と共に金メダルを獲得[7]。10月、「アジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権」で優勝した金谷に次ぐ2位タイ[8]

日本体育大学在学時の2019年、日本アマチュア選手権では優勝した木村太一に2打及ばず、3度目の2位となった[9]

2020年、「三井住友VISA太平洋マスターズ」では優勝した香妻陣一朗と2打差の3位[10]。同年11月、世界アマチュアゴルフランキング1位。これは日本人では松山英樹、金谷に次ぐ快挙となった。また20歳5ヶ月1日での世界1位は、日本人最年少記録を更新した[11]

2021年4月、「東建ホームメイトカップ」では優勝した金谷に1打及ばす通算10アンダーの2位[12]。7月、日本アマチュア選手権では3日目で単独首位に立ち、最終日が悪天候による競技中止のため、優勝[13]。9月、「パナソニックオープン」では最終日を1打差の4位でスタート。18番ホールを終えた時点で永野竜太郎と並んでプレーオフへ。1ホール目に永野がボギーを叩き、パーセーブした中島が初優勝を果たした。倉本昌弘石川遼、松山、金谷に続く史上5人目のアマチュア優勝となった[14]。11月、ドバイで開催されたアジアパシフィックアマ選手権では通算14アンダー、プレーオフの末に優勝。松山、金谷に続く快挙で2022年の「マスターズ」と「全英オープン」の出場権を獲得した[15]

2022年9月12日、プロ転向宣言をする[16]

プロ優勝 (1)

日本ツアー優勝 (1)

No. 日程 大会 スコア 2位との差 2位(タイ)
1@ 2021年9月23-26日 パナソニックオープン −18 (69-68-65-68=270) プレーオフ 日本の旗 永野竜太郎

@はアマチュア

表彰

脚注

  1. ^ 金谷拓実が大会最年少V 高校日本一からアマの頂点へ”. ゴルフダイジェスト・オンライン. 2022年1月15日閲覧。
  2. ^ 石川遼が14位に浮上 松山英樹8位でV争いへ、アンダーパー4人の激戦”. ゴルフダイジェスト・オンライン. 2022年1月15日閲覧。
  3. ^ 大澤和也が日本アマ初制覇!耐えて、つかんだ初の栄冠”. ゴルフダイジェスト・オンライン. 2022年1月15日閲覧。
  4. ^ 中島啓太と山口すず夏が史上初のアベック優勝/豪アマチュア選手権”. ゴルフダイジェスト・オンライン. 2022年1月15日閲覧。
  5. ^ 男子はデンマークが初優勝 日本は4位フィニッシュ/トヨタジュニアW杯”. ゴルフダイジェスト・オンライン. 2022年1月15日閲覧。
  6. ^ 吉田優利が2冠達成 男子は杉浦悠太/日本ジュニア”. ゴルフダイジェスト・オンライン. 2022年1月15日閲覧。
  7. ^ 中島啓太が金メダル 男子団体も金/アジア大会”. ゴルフダイジェスト・オンライン. 2022年1月15日閲覧。
  8. ^ 金谷拓実が松山以来の7年ぶりV 「マスターズ」出場権/アジアアマ”. ゴルフダイジェスト・オンライン. 2022年1月15日閲覧。
  9. ^ 木村太一が初優勝 2位に中島啓太 石川航は15位/日本アマ最終日”. ゴルフダイジェスト・オンライン. 2022年1月15日閲覧。
  10. ^ バーディ数は1位 中島啓太は史上5人目のアマ優勝ならず”. ゴルフダイジェスト・オンライン. 2022年1月15日閲覧。
  11. ^ 中島啓太が世界アマチュアランキング1位 松山、金谷に次いで日本人3人目”. ゴルフダイジェスト・オンライン. 2022年1月15日閲覧。
  12. ^ アマ中島啓太は惜敗に涙「追いつけなかった」”. ゴルフダイジェスト・オンライン. 2022年1月15日閲覧。
  13. ^ 中島啓太が「2位の男」返上の日本アマ初制覇”. ゴルフダイジェスト・オンライン (2021年7月2日). 2022年1月15日閲覧。
  14. ^ 涙のアマチュアV 中島啓太「心臓の音が聞こえるくらい緊張した」”. ゴルフダイジェスト・オンライン (2021年9月26日). 2022年1月15日閲覧。
  15. ^ 中島啓太がアジアアマ初制覇 松山、金谷に次ぐ快挙”. ゴルフダイジェスト・オンライン (2021年11月6日). 2022年1月15日閲覧。
  16. ^ アマチュア世界1位中島啓太プロ転向宣言 プロデビュー戦は22日開幕のパナソニック・オープン”. 日刊スポーツ (2022年9月12日). 2022年9月12日閲覧。
  17. ^ 中島啓太にアマ世界一「マコーマックメダル」 前年の金谷拓実に続く”. ゴルフダイジェスト・オンライン. 2022年1月15日閲覧。

関連項目

外部リンク