吉原馬雀

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Freestations (会話 | 投稿記録) による 2022年11月30日 (水) 00:22個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

三遊亭さんゆうてい 天歌てんか
三遊亭(さんゆうてい) 天歌(てんか)
三遊亭天歌定紋「かたばみ」
本名 井上いのうえ 雄策ゆうさく
生年月日 (1982-07-22) 1982年7月22日(41歳)
出身地 日本の旗 日本宮崎県宮崎市瓜生野
師匠 四代目三遊亭圓歌
名跡 1. 三遊亭ございます
(2010年 - 2014年)
2. 三遊亭天歌
(2014年 - 2022年)
3. 井上雄策
(2022年 - )
出囃子 コロブチカ
活動期間 2010年 - 2022年
活動内容 落語家
所属 落語協会
(2010年 - )
公式サイト 公式ホームページ

三遊亭 天歌(さんゆうてい てんか、1982年7月22日 - )は、元落語家[1][2]落語協会所属の元二ツ目。本名:井上 雄策。紋は『片喰』。出囃子は『コロブチカ[1]

来歴

1982年7月22日宮崎県[3]宮崎市[1]瓜生野出身[2]日向学院中学校・高等学校を経て、明治学院大学法学部を卒業[2]。大学時代には、落語研究会に所属した[2]

大学卒業後社会人を経て、2009年12月に三遊亭歌之介(現 四代目三遊亭圓歌)に入門する[2]2010年7月、前座となる[1]。前座名は「ございます」。今は廃業したが、兄弟子に「三遊亭ありがとう(現・鶴沢卯太吉)」がいた[4][5]

2014年11月、柳家緑太柳家花飛と共に二ツ目に昇進し、三遊亭天歌と改名した[1]2016年4月より、宮崎市の「ふるさと先生」に任命される[1][2]

2022年2月下旬に師匠との間に破門をめぐるトラブルが起き、その対立関係の影響で落語家活動の休止に入る。同年10月、師匠の圓歌が正式に破門を認めたことで師弟関係が終了。

「元・師匠」となった圓歌に対し、積年の被害についての民事訴訟に専念するため、現在も活動休止の状態が続いているが、本人は落語協会で落語家活動を続けるとしている。また、現在は師匠が居ないことで襲名可能な名跡も無いため、次の師匠が決まるまでの暫定措置として本名を便宜上の活動名義としており、落語協会のホームページでも本名で紹介されていた(現在は紹介欄自体が削除されている)[6]

芸歴

脚注

  1. ^ a b c d e f 三遊亭天歌(落語協会公式)”. 2018年10月30日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 公式ホームページ”. 2018年10月30日閲覧。
  3. ^ 宮崎県出身の落語家・三遊亭天歌さん(日向経済新聞)”. 2018年10月30日閲覧。
  4. ^ 第458回 花形演芸会、満員御礼!”. 三遊亭天歌の奇妙な冒険. ameba blog (2017年7月22日). 2019年6月10日閲覧。 “歌舞伎義太夫 三味線方の鶴澤 卯太吉 (つるさわ うたきち)さんが楽屋にやってきてくださいましたー(略)ありがとう兄さんですー”
  5. ^ 【研修修了者インタビュー 鶴澤卯太吉(つるさわうたきち)(平成29年3月第22期竹本研修修了)※令和元年8月掲載”. 国立劇場. 独立行政法人 日本芸術文化振興会. 2022年10月31日閲覧。
  6. ^ 詳細については三遊亭圓歌(4代目)のページを参照。

外部リンク