三千円の使いかた
三千円の使いかた | ||
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著者 | 原田ひ香 | |
発行日 |
(単行本)2018年4月18日 (文庫本)2021年8月25日 | |
発行元 | 中央公論新社 | |
ジャンル |
経済小説 エンタメ | |
国 | 日本 | |
言語 | 日本語 | |
形態 |
(単行本)四六判上製 (文庫本)文庫判 | |
ページ数 |
(単行本)304 (文庫本)349 | |
コード |
ISBN 978-4-12-005070-1 ISBN 978-4-12-207100-1(文庫判) | |
ウィキポータル 文学 | ||
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『三千円の使いかた』(さんぜんえんのつかいかた)は、日本の脚本家、小説家である原田ひ香による小説。
エッセイでもなければハウツー本でもない。小説という体裁ながら、読感はどこか軽やかで、帯には”知識が深まり、絶対「元」もとれちゃう「節約」家族小説!”と謳われている。
2023年1月期にテレビドラマ化予定[1]。
あらすじ
次女の美帆はクリスマスに恋人とプレゼントを贈り合うが、自分が選びに選んで贈った万年筆と明らかに釣り合いが取れないありきたりなペンダントを寄越す彼との関係に、別れの気配を感じている。
長女の真帆も、愛する夫と子供に囲まれ幸せな生活を送りながらも、玉の輿のような良縁に恵まれた友人をどこかで羨んでいる。
かつて「人は三千円の使いかたで人生が決まるのよ」と教えてくれた節約上手な祖母の琴子でさえ、祖父の死後、生活費の確保のために、再び働きに出ようとしている。人生に不可欠なお金。そんなお金の悩みを、個性溢れる登場人物が一人ひとりその胸のうちを語ってゆく。
登場人物
- 御厨美帆(みくりや みほ)
- 主人公。御厨家の次女。24歳。実家から離れ一人暮らし。貯金は三十万円。
- 井戸真帆(いど まほ)
- 美帆の姉。御厨家の長女。29歳。専業主婦。高校時代から交際していた同級生の太陽と結婚。太陽は消防士として働いているが、仕事は危険なうえ、高給取りとは言えない状況の中、家計をやりくりしている。貯金は六百万円。
- 御厨琴子(みくりや ことこ)
- 美帆・真帆の祖母。73歳。かつて一千万円の貯金を貯めた節約上手。しかし夫の死後、減額された年金の収入を補うため、働きに出る事を考えている。
- 御厨智子(みくりや ともこ)
- 美帆・真帆の母。55歳。バブル期にOLと呼ばれた世代。貯金は百万円弱。
- 小森安生(こもり やすお)
- 琴子が園芸売り場で知り合った年の離れた友人。39歳。少しでもお金が貯まると海外に旅行へ行く自由人。
- 本木きなり(もとき きなり)
- 安生のよき理解者。フリーのライター。安生とは旅行先のインドで知りあう。一度は安生に求婚している。
- 黒船スーコ(くろぶね スーコ)
- 節約講座を開くフィナンシャルプランナー。
書誌情報
- 原田ひ香『三千円の使いかた』
- 単行本:2018年4月18日発売、中央公論新社、ISBN 978-4-12-005070-1
- 文庫本:2021年8月25日発売、中公文庫、ISBN 978-4-12-207100-1
テレビドラマ
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三千円の使いかた How to spend money happily | |
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ジャンル | 連続ドラマ |
原作 | 原田ひ香 |
企画 | 市野直親(東海テレビ) |
脚本 |
嶋田うれ葉 鈴木裕那 青木江梨花 |
演出 |
村上牧人(テレパック) 室井岳人 柿原利幸 下向英輝 |
出演者 |
葵わかな 山崎紘菜 森尾由美 橋本淳 利重剛 堀井新太 アンミカ 中尾ミエ |
音楽 |
横山克 橋口佳奈 |
国・地域 | 日本 |
言語 | 日本語 |
製作 | |
プロデューサー |
遠山圭介(東海テレビ) 雫石瑞穂(テレパック) 山本梨恵(テレパック) |
制作 |
東海テレビ放送 テレパック |
放送 | |
放送チャンネル | フジテレビ系 |
映像形式 | 文字多重放送 |
音声形式 | ステレオ放送 |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2023年1月7日 - (予定) |
放送時間 | 土曜 23:40 - 翌 0:35 |
放送枠 | オトナの土ドラ |
放送分 | 55分 |
公式サイト |
2023年1月7日より、東海テレビとテレパックの共同制作で「オトナの土ドラ」枠にて放送予定[1]。主演は葵わかな[1]。
キャスト
主要人物
- 御厨美帆(みくりや みほ)
- 演 - 葵わかな
- 本作の主人公。御厨家の次女。
美帆の親族
- 井戸真帆(いど まほ)
- 演 - 山崎紘菜[2]
- 美帆の姉。御厨家の長女。専業主婦。結婚前は証券会社に勤務していた。
- 御厨琴子(みくりや ことこ)
- 演 - 中尾ミエ[2]
- 美帆・真帆の祖母。和彦の母。年金生活者。
- 御厨智子(みくりや ともこ)
- 演 - 森尾由美[2]
- 美帆・真帆の母。
- 御厨和彦(みくりや かずひこ)
- 演 - 利重剛[3]
- 美帆・真帆の父。
- 井戸太陽(いど たいよう)
- 演 - 堀井新太[3]
- 真帆の夫。消防士。
周辺人物
- 小森安生(こもり やすお)
- 演 - 橋本淳[3]
- アルバイトをしながら世界中を放浪している男。
- 黒船スーコ(くろぶね スーコ)
- 演 - アンミカ[3]
- 人気フィナンシャルプランナー。節約アドバイザーとして、テレビに出演する。
スタッフ
- 原作 - 原田ひ香『三千円の使いかた』(中公文庫刊)
- 脚本 - 嶋田うれ葉、鈴木裕那、青木江梨花
- 音楽 - 横山克、橋口佳奈
- 演出 - 村上牧人(テレパック)、室井岳人、柿原利幸、下向英輝
- 企画 - 市野直親(東海テレビ)
- プロデューサー - 遠山圭介(東海テレビ)、雫石瑞穂(テレパック)、山本梨恵(テレパック)
- 制作 - 東海テレビ、テレパック
放送日程
話数 | 放送日 | サブタイトル | ラテ欄 | 脚本 | 演出 |
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第1話 | 1月 | 7日(予定)
東海テレビ制作・フジテレビ系 オトナの土ドラ | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
三千円の使いかた
(2023年1月7日 - (予定)) |
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脚注
出典
- ^ a b c “葵わかな“節約に目覚める今どき女子”に 原田ひ香氏の人気小説ドラマ化『三千円の使いかた』で主演”. ORICON NEWS. oricon ME (2022年11月8日). 2022年11月8日閲覧。
- ^ a b c “中尾ミエ、主人公見守る祖母で出演 来年1月スタート、フジ系ドラマ「三千円の使いかた」”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ. 中日新聞社 (2022年11月23日). 2022年11月23日閲覧。
- ^ a b c d “中尾ミエ、山崎紘菜、森尾由美、橋本淳、堀井新太、利重剛、アンミカら『三千円の使いかた』新キャスト発表”. TV LIFE web. ワン・パブリッシング (2022年11月23日). 2022年11月23日閲覧。