ヴォルテル・ガズミン

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ヴォルテル・ガズミン
Voltaire Gazmin
2013年10月24日
生年月日 (1944-10-22) 1944年10月22日(79歳)
出生地 フィリピン タルラック州モンカダ
出身校 フィリピン陸軍士官学校
アメリカ陸軍指揮幕僚大学
マヌエル・L・ケソン大学
現職 国防大臣
配偶者 ロードラ・ガズミン
サイン
公式サイト www.noynoy.ph/

フィリピンの旗 フィリピン共和国
第26代国防大臣
在任期間 2010年6月30日 - 2016年6月30日
大統領 ベニグノ・アキノ3世
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ヴォルテル・ガズミン
Voltaire Gazmin
所属組織 フィリピン陸軍
軍歴 1968年3月 - 2000年10月
最終階級 中将
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ヴォルテル・トゥヴェラ・ガズミン英語: Voltaire Tuvera Gazmin1944年10月22日 - )は、フィリピンの政治家。2010年6月から2016年6月まで国防大臣を務めた。

経歴[編集]

1944年10月22日にタルラック州モンカダに誕生する。フィリピン大学に進学した後は1964年にフィリピン陸軍士官学校に編入し、1968年3月24日に士官学校を卒業した。1985年にアメリカ陸軍指揮幕僚大学に留学し、修士号を取得する。1990年にマヌエル・L・ケソン大学で学位を取得し、1999年7月13日にフィリピン陸軍の司令官に任じられる。2000年10月22日に軍を退役した後は2002年5月1日からカンボジアの大使を務めたが、大腸癌を患って2004年6月30日に退任した。

2010年6月に大統領に就任したベニグノ・アキノ3世の招聘に応じて国防大臣に就任し、2016年6月まで同職にあった。在任中は2014年4月にアメリカと新軍事協定を締結した。

発言[編集]

  • 2013年6月に中国人民解放軍の戚建国副総参謀長は「(中国は海上で他国に)挑発した事は無い」と言った。これに対して「(中国は)言っている事と、やっている事が違う」と発言した[1]
  • 2014年1月に中国は「南シナ海に入る場合、中国の許可を得ること」を中国以外の国の漁船に義務付けた。これに対して、「彼らのルールに従うつもりは無い」・「必要なら海軍が自国の漁船を護衛する」と述べた[2]

出典[編集]

  1. ^ “中国は「言行不一致」 フィリピン国防相が不快感”. 産経新聞. (2013年6月2日). オリジナルの2013年9月3日時点におけるアーカイブ。. https://megalodon.jp/2013-0903-1730-10/sankei.jp.msn.com/world/news/130602/chn13060216190003-n1.htm 2014-06-13 閲覧。 
  2. ^ “フィリピン、中国の漁業規制に反発「必要なら海軍が漁船を護衛」”. ロイター. (2014-01-16 ). https://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPL3N0KQ3B920140116 2014-06-13 閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

先代
ノルベルト・ゴンザレス
フィリピンの旗 フィリピン共和国国防大臣
第26代:2010年6月30日 - 2016年6月30日
次代
デルフィン・ロレンザーナ