リアル・ワールド・レコード

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リアル・ワールド・レコード
Real World Records
設立1989年
設立者ピーター・ガブリエル
販売元EMI/ヴァージン イギリスの旗 イギリス
Rykodisc/ワーナー・ミュージック アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 (2008年 - )[1]
東芝EMI 日本の旗 日本 (旧)
ライス 日本の旗 日本
ジャンルワールドミュージック
イギリスの旗 イギリス
本社所在地ウィルトシャー州ボックス
公式サイトwww.realworldrecords.com

リアル・ワールド・レコード(Real World Records)は、1989年にミュージシャンのピーター・ガブリエルによって創設されたレーベル[2]。主に様々な世界各国の音楽、ワールドミュージックの録音を行っている。

沿革[編集]

創設者のピーター・ガブリエルはロック・ミュージシャンであるが、ワールドミュージックに傾倒していることでも知られる。彼は「ウォーマッド(WOMAD、World of Music, Arts and Dance)」フェスティバルの主宰者のひとりであり、これは世界各地の音楽・芸能を紹介するものであった。彼はそれに出演するミュージシャンたちをプロモーションするために1989年にリアル・ワールド・レコードを自主スタジオ「リアル・ワールド・スタジオ」と共にウィルトシャー州ボックスに立ち上げた。

アルバム第一弾はマーティン・スコセッシ監督の映画『最後の誘惑』のサウンドトラック・アルバム『パッション』であり、当時まだ世界的には無名だったパキスタンヌスラット・ファテ・アリ・ハーンセネガルユッスー・ンドゥールを起用している。

1991年1992年1995年には「レコーディング・ウィーク」と呼ばれる1週間かけて行われるセッションがあり、この中から『ビッグ・ブルー・ボール』というアルバムが2008年に発売されている。

ミュージシャン[編集]

脚注[編集]

  1. ^ announcement of distribution agreement with Ryko
  2. ^ Real World Records

外部リンク[編集]