ランニングマン (ダンス)
ランニングマン(running man)は、ヒップホップダンスの基本動作の一つ。立ち位置を変えずに、走っているような動きをするダンスである。元々は1986年後半から1987年前半にかけて始まったアフリカのストリートダンス及びファドダンスであるが、ジャネット・ジャクソンのヒット曲「リズム・ネイション」のミュージック・ビデオと彼女の世界ツアー、リズム・ネイション・ワールドツアー1990を含む様々なライブでパフォーマンスされたことで知られる。ダンスの初期のパフォーマンスには、1978年にベルリンで開催されたフェラ・クティのコンサートCross Examinationにおいて彼のバックダンサーが行ったものがある[1]。更にMCハマー、ボビー・ブラウン、ミリ・ヴァニリ、ヴァニラ・アイスがライブコンサートやミュージック・ビデオに取り入れ、2000年代に新たな人気を獲得した。メルボルン・シャッフルの一部の形式でも使用されている。
ランニングマンは、2007年にセレブリティの注目を集めることに成功した。ブリトニー・スピアーズは、The M+M's Tourの中で敬意を示した[2]。女優のスカーレット・ヨハンソンは、「Seventeen」とのインタビューで次のように語った。「私は素晴らしいランニングマンができますよ」[3]。
2008年、イギリスのグループユタ・セインツは、1992年発売の「Something Good」を再リリースした。ミュージック・ビデオは1989年が舞台となっており、ランニングマンの流行がウェールズのカーディフから始まったことを示唆するというコミカルな内容になっている。
脚注
- ^ https://www.youtube.com/watch?v=uMGWx6DjMkU "time stamp-9:20"
- ^ Reagan Alexander, "Britney's Comeback Rolls on with Second Show", People, May 3, 2007.
- ^ Seventeen, "Interview: Scarlett Johansson", May 2007.