メルセデス・ベンツ・アクトロス
メルセデス・ベンツ・アクトロス | |
---|---|
アクトロス5 | |
概要 | |
販売期間 | 1996年- |
系譜 | |
先代 | メルセデス・ベンツ・SK |
アクトロス (Actros) は、ダイムラー・トラック社がメルセデス・ベンツブランドで展開する大型トラックである。
概要
メルセデス・ベンツ・SKの後継モデルとして生産され、日本国内においても、ボルボ・FH/FMと共に数多く存在しており、国産4メーカー(いすゞ・日野・ふそう・UD)の他、ボルボ、スカニアもライバルである。エンジンはターボ過給のV6またはV8を搭載し、トランスミッションは機械式の16段ATを搭載する。
テールランプは、(近年のサルーンには見られなくなったが)メルセデス独特の凹凸のあるタイプであり、泥はねなどがあっても一定の視認性を確保するものである。
車名は「力強く、ハイテク」を意味する造語である。
なお、ドア部にある4桁の数字は「車両総重量・エンジンの最大出力」を現したものであり、「2535」なら「車両総重量25トン・エンジンの最大出力350馬力」となる。
初代(1996年–2003年)MP1
メルセデス・ベンツ・アクトロス(初代) MP1 | |
---|---|
概要 | |
販売期間 | 1996年 – 2003年 |
2代目(2003年–2007年)MP2
メルセデス・ベンツ・アクトロス(2代目) MP2 | |
---|---|
概要 | |
販売期間 | 2003年 – 2007年 |
3代目(2008年-2011年)MP3
メルセデス・ベンツ・アクトロス(3代目) MP3 | |
---|---|
概要 | |
販売期間 | 2007年 – 2011年 |
- 2008年 - 欧州でフルモデルチェンジ。
ニューアクトロス(2011年-)
メルセデス・ベンツ・アクトロス(4代目) MP4 | |
---|---|
概要 | |
販売期間 | 2011年 – |
- 2011年 - フルモデルチェンジ、インテリア・エクステリアがこれまでより大幅に変更された。
アクトロス5(2018年-)
メルセデス・ベンツ・アクトロス(5代目) MP5 | |
---|---|
概要 | |
販売期間 | 2018年 – |
- 2018年9月 - 新モデルを発表。他のアクトロスと区別するため、一般的にアクトロス5と呼ばれる。従来のバックミラーを廃止し、MirrorCamと呼ばれる2台のカメラを採用。
eアクトロス(2021年-)
- 2021年10月 - 初の二次電池式電気自動車(BEV)モデルを発表し、量産開始。240kWhのリチウムイオン蓄電池を搭載し、満充電状態からの航続距離はおよそ200km[1]。
ラインアップ
系譜
メルセデス・ベンツ・LPシリーズ (キュービック) メルセデス・ベンツ・ショートボンネットトラック | |||||||||||||||
メルセデス・ベンツ・NG | |||||||||||||||
メルセデス・ベンツ・SK | |||||||||||||||
メルセデス・ベンツ・アクトロス | |||||||||||||||
脚注
出典
- ^ Daimler、ドイツの小売店チェーンにEVトラックを供給ー試験目的で配送車として1年間運用スマートグリッドフォーラム
関連項目
- メルセデス・ベンツ
- ウニモグ
- メルセデス・ベンツ・スプリンター
- 仮面ライダーアギト - Gトレーラーとして当時のダイムラー・クライスラー日本法人から提供された2535型が登場、さらに後半ではドイツ本国に特注した2540L型が登場する。詳しくはメイキング・オブ・アギト(2)を参照。