メジャーハボック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。111.102.85.125 (会話) による 2012年5月24日 (木) 12:27個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

メジャーハボック(MAJOR HAVOC)は1983年アタリが発売したアーケードゲーム

概要

1つのステージが前半と後半に明確に分かれており、前半が3Dシューティングゲーム、後半がサイドビューアクションゲーム、という2つの構成を組み合わせたアクションシューティングゲームである。ベクタースキャンディスプレイを採用している。

ソフトウェアエンジニア兼デザイナーであるオーエン・ルービンの、アタリでの最終作。なお、当時17歳のマーク・サーニーが彼をサポートした。

ステージ構成

ミッション開始前

ミッション・ブリーフィング画面の右下でブロックくずしが遊べる。一定時間経過かミスで先の画面に進む。

前半

縦スクロールのシューティングゲームをやや自機後方から俯瞰した視点を持つ。 最後は着陸しサイドビューアクションの基地ステージ(後半)に移行する。

後半

基地に侵入し、酸素を補給しながら爆弾を仕掛けて脱出する。自機が弱重力を感じさせる独特の慣性付き動作を行うのが特徴。

筐体

オリジナル版は自機の移動に専用の左右ローラーコントローラにより行う。

これとは別にTempestの筐体を利用したコンバージョン版が存在する。Tempestコンバージョン版はTempestのダイアルコントローラをそのまま自機の操作に使用する。コンバージョン版はオリジナル版に対してゲームスピードそのものが明らかに遅くなっている。

関連作品

下記は製作者自らが『メジャーハボック』の強い影響を受けたと公言したものである。

外部リンク