ミカドキジ
ミカドキジ | |||||||||||||||||||||||||||
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保全状況評価 | |||||||||||||||||||||||||||
NEAR THREATENED (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | |||||||||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Syrmaticus mikado (Ogilvie-Grant, 1906) | |||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||
ミカドキジ | |||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||
Mikado Pheasant |
ミカドキジ(帝雉子、学名:Syrmaticus mikado)とは、キジ目キジ科に分類される鳥類の一種である。
分布
形態
体長は雄が約86cm、雌が約55cm。雄は全身青紫色に光る黒色で、翼に2本の細い白帯がある。尾羽は16枚で、細い白帯が等間隔にある。眼の周囲は皮膚がむき出しになっており赤く見える。雌はやや赤みがかった褐色で、襟や上胸に淡色軸斑がある。尾には淡色帯があり、腹や脇は褐色と白の斑状になっている。
生態
海抜1600-3300mの高地の森林に生息する。
植物の種子や、根、果実の他、昆虫類を食べる。
繁殖期は4-5月で、低木の幹や倒木に竹を用いて営巣し、1腹5-10個の卵を産む。抱卵日数は27日である。
人間との関係
1906年に2枚の尾羽から新種として記録された。その後、珍種の鳥類として欧米や日本に輸出され、各地で飼育されている。しかし、生息地では乱獲による生息数の減少が懸念されている。
参考文献
- 『世界の動物|分類と飼育 キジ目』、財団法人東京動物園協会、1987年、112頁