ホンダ・クライダー

クライダー（CRIDER、中国名：凌派）は、本田技研工業の中国現地合弁である広汽本田汽車によって製造・販売が行われている小型セダンである。車名はCriteria（基準）とDream（夢想）を組み合わせた造語である。

概要

2013年 4月20日に上海モーターショーにて発表され^[1]、同年6月26日より中国で発売開始した^[2]。

クライダーは2012年の北京モーターショーに出展された「Concept C」の量産車に相当する車種であり、中国市場向けに中国人スタッフが主体となって開発が行われた。広汽ホンダのラインナップにおいてシティとアコードの間を埋める車種である（シビックは東風本田汽車が製造・販売を行っている）。

外観は龍をモチーフにデザインされている。シビックより全長が100mm近く長く、全高も1.5m超と高めにとられており、広い室内空間と588リットルのトランクスペースを得ている。

エンジンはR18A型直列4気筒1.8Lで、最高出力102kW/6500rpm、最大トルク172N-m/4300rpmを発揮する。国IVおよび京V自動車排出ガス規制をクリアしている。トランスミッションは5速MTまたは5速ATで、燃費はMT車は6.5L/100km、AT車は6.7L/100kmとなる。